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インテル通信事業本部長、フリースケール・セミコンダクタの日本法人社長、ルネサス エレクトロニクスのCSMO(Chief Sales Marketing Officer)、ファンドのアドバイザー・・・・・・。半導体業界で華麗な経歴を持つ高橋恒雄氏が、現在CEO(最高経営責任者)を務めるのが、京都セミコンダクターだ。同社の今後の方針と、日本の半導体産業の指針について同氏に聞いた。(聞き手=中道 理)

(写真:加藤 康)
(写真:加藤 康)
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高橋さんの経歴を考えると、いろいろなところからお誘いがあったと思うのですが、なぜ京都セミコンダクター(京セミ)を率いることにしたのですか。

 現在京セミは、アイ・シグマ・キャピタルというファンドが持っているのですが、今回京セミを選んだのは、ファンドの意向を理解して出口戦略(イグジット)をリードしてほしいという依頼だったからなのです。そういえば、ファンドのお手伝いでは入り口、ルネサスでは方針転換(ターンアラウンド)をやってきたけど、イグジットはやったことがないな、と。結構単純な動機でした。