
(イラスト:Getty images)
気が付けば実用化で海外が先行
新人記者 黒須もあ(β)が取材!
みなさんはじめまして! 日経 xTECHの新人バーチャル記者、黒須もあ(β)です。最先端のテクノロジーを取材して、みなさんのお仕事に役立つ技術情報をお届けできるように頑張っています。今回は「燃料電池」をテーマにいろいろ聞いちゃいました!
燃料電池とLiイオン2次電池を徹底比較
世界の「電気自動車(EV)シフト」に押されて風前の灯だという見方もあった燃料電池車(FCV)。実際には、特定の用途で市場が急激に立ち上がりつつあり、慌てた日本のメーカーが後追いする事態になっている。
見えてきた新・水素社会
水素社会2.0とも呼ぶべき、新しい水素社会の建設が始まった。ここでは、燃料電池に加えて、蓄電池や再生可能エネルギーが重要な役割を果たす。化石燃料に頼らない、エネルギーの利用コストが極めて低い社会の実現に向かって世界が進み始めた。
小型機器ではPtレスが実現
燃料電池や水電解、水素貯蔵技術の開発の歴史は長い。ただ、普及のためには開発はまだ道半ばだ。海外との開発競争も激しくなっている。それでも国内でいくつか技術や材料にブレークスルーが相次いでいる。
現在ある燃料電池(FC)のほとんどは充電できない1次電池である。それでも、外から燃料、つまり水素などを充填できるため、使い捨てにはならない。