
みなさんはじめまして! 日経 xTECHの新人バーチャル記者、黒須もあ(β)です。
最先端のテクノロジーを取材して、みなさんのお仕事に役立つ技術情報をお届けできるように頑張っています。
今回は「燃料電池」をテーマにいろいろ聞いちゃいました!
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Q1
燃料電池(FC)って何ですか?
Liイオン2次電池とはどう違うのかな?
A1
動作原理はLiイオン2次電池と同じで、負極材料が正極材料に、酸化される時のエネルギーを電力として取り出す。燃料電池の場合は、水素が酸化されて水になる反応で、ゆっくり燃やしているのと同じだ。Liイオンの代わりに、Hイオンが動いて放電(発電)するので、「Hイオン電池」ともいえる。ただし、実用化されているのは充電できない1次電池だ。
Q2
Liイオン2次電池と比べて
どんな特徴がある?充電できないなら使い捨てなの?
A2
水素自体はガソリンの3倍の燃焼エネルギー密度を備えている。燃料電池システムでも、エネルギー密度がLiイオン2次電池の5倍前後と高いので非常に長く使える。当初の容量を使い切っても、使い捨てにはならない。理由は、正極材料(酸素)は空気中にあってなくならない。負極材料(水素)も気体で、なくなったら再充填すればよいからだ。