

特集
もっと大学
企業との蜜月時代が到来

目次
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変わる「企業×大学」、米国モデルを越えられるか
基礎から企業と組む
国内の大学が産業界とのパイプ作りに躍起になっている。文科省から受ける公費が減り続け、収入源を企業に求めているためだ。企業も研究開発の効率化や、将来の成長源の創出、AI(人工知能)技術者の確保のため、大学の力をこれまで以上に必要としている。大学と企業の取り組みは、既存の共同研究から、経営ビジョンの創…
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大型化する産学連携、ダイキン、ソニー、パナソニックが踏み込む
枠を超える事例が続々
企業が大学を取り込む動きが活発化している。大学の研究開発力や技術者の輩出力に期待するのはもちろんだが、将来の事業ビジョンの立案やベンチャー企業の起業など、新たな活用を狙った協業例が出てきた。ダイキン工業、ソニー、パナソニック、テクノプロ、中国Huawei Technologiesの大学活用事例を紹…
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カリフォルニア大が首位、国内では東大と阪大が存在感
第3部:特許出願動向
産業界で役立つ研究開発力の目安として、大学の特許出願動向を知財分野の調査会社スマートワークスが調べた。国内における2017年度の出願数では東京大学が他大学を圧倒している。海外を含めると、米カリフォルニア大学と中国深圳大学が2018年に最も多く国際公開された特許を出願し、日本では大阪大学がトップだっ…