
(出所:HIKKY、パナソニック)
再定義
AR(拡張現実感)やVR(仮想現実感)は、10数年以上前からある言葉だ。初期のARは例えば、スマートグラスの視野に時刻などが表示される技術。VRは現実とは切り離された仮想空間に没入して仮想のコンテンツ、例えばゲームを楽しむ技術だった。最近はこれらの技術が急速に発展し、近い将来の我々の生活を大幅に変…
第1部:動向
AR/VRのヘッドセットがテレビやスマホに取って代わる未来が見えてきた。既存のテレビが「視る」だけ、スマホが「つなぐ」だけなのに対し、AR/VRは時間と空間を超える「体験」ができる点で底なしの潜在力を秘める。この潜在力に注目して、GAFMや大手テレビ局が、AR/VRを次世代のコミュニケーション手段…
第2部:技術
リアル世界から、他のリアル世界を再現した仮想空間へ距離などの物理的制約を超えてテレポートしたり、逆に遠方のリアル世界の人物などをこちらに呼び出したりする次世代AR/VR。コンセプトの実証までは既に終わっているものの、それを多数の人に普及させようとするなら、各要素技術の大幅なブラッシュアップが必要に…