
特集
“空飛ぶクルマ”急上昇
Uberが先導、トヨタも参戦
目次
-
eVTOL機が23年に離陸へ、トヨタが空のMaaSを支援
第1部:動向
配車サービス大手の米Uber Technologiesが「空飛ぶクルマ」によるモビリティー構想を発表してからおよそ3年。同社や新興企業を中心に、航空業界も巻き込みながら実現に向けた動きが加速した。いよいよ大手自動車メーカーが同分野に参入。2023年の商用サービス開始が現実味を帯びてきた。
-
空に広がる「Uber生態系」、躍進する機体メーカー
第2部:Uber陣営
次世代のUAM(Urban Air Mobility)の実現に向けた米Uber Technologiesの勢いが止まらない。機体メーカー8社を中心にさまざまな分野の企業と協業してエコシステムを拡大しながら、2023年の商用サービス開始に向けてアクセルを踏む。Uberと協調しつつ、機体メーカーも、空…
-
米欧中の企業がUber対抗、日本も猛追、有人飛行を開始
第3部:Uber 対抗勢力
Uber一色に染まりつつある次世代のUAM(Urban Air Mobility)業界。だが、米国や欧州、中国といった各地で、独自のeVTOL機を軸に、UAMサービスまでを構築する動きがある。数十億円~100億円ほどの投資を得た新興企業やAirbusといった航空機大手だ。遅れていた日本勢も急ピッチ…
-
専門家が機体を評価、空力活用で老舗に軍配
第4部:機体設計
各社が開発中の空飛ぶクルマの実力はどうなのか。ヤマハ発動機の産業用無人ヘリコプター「Rmax」や、チルトウイングによる垂直離着陸試験機などの開発経験を持つ専門家が、航続距離、最大積載量、垂直離着陸の能力、騒音、安全性などの観点で公開情報を基に機体を分析した。(日経エレクトロニクス)