
特集
米国発、非接触の新日常
~スーパー、物流、シェア経済が大激変~
目次
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ステイホームが生んだ新日常、家の内外で変革進む
第1部:社会変容
コロナ禍に伴う「ステイホーム」や「シェルター・イン・プレイス」と呼ばれる外出制限措置により、米国の日常生活は大きく変わった。仕事や学習、健康管理、娯楽、買い物など、ほぼすべてを自宅で済ますようになった。新興企業を中心に、こうした米国の新日常を支える技術の提案が盛んになっている。小売りや物流でも非接…
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対アマゾンの切り札、ウォルマートが非接触で攻勢
第2部:スーパーマーケット
オンライン販売の覇者、米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)は、スーパーマーケットの企業を買収し、自らも店舗を運営するなど、リアルの世界への進出を図っている。
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玄関口までロボットが配送、シリコンバレーでは現実に
第3部:ロボカー配送
人との接触を避ける「コンタクトレス」配送や省人化に向けて、サンフランシスコやシリコンバレーに拠点を持つスタートアップが、自動運転による配送サービスの社会実装を進めている。
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非接触で空から出前、医薬品から日用品へ
第4部:ドローン配送
期待されながらも、なかなか実用化が進まない無人の航空機(ドローン)配送。しかし、新型コロナ禍で非接触物流のニーズが高まり、ようやく動き始めた。商品を注文すれば、すぐさまドローンが自宅まで届けてくれる。そんな光景が、米国で当たり前になる日が近づいている。
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紫外線の殺菌効果に熱視線、他人が使った後でも安心に
第5部:シェアカー/公共空間
不特定多数の人たちが触れるシェアカーや公共空間。表面に付いた新型コロナウイルス感染者の飛沫(ひまつ)などが、感染拡大の原因となり得る。この対策として、注目が集まるのが、「深紫外線」と呼ばれる、紫外域の中でも波⻑が⾮常に短い光による殺菌技術である。