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オンライン販売の覇者、米アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)は、スーパーマーケットの企業を買収し、自らも店舗を運営するなど、リアルの世界への進出を図っている。迎え撃つのがウォルマートに代表される既存の企業だ。競争のために、店舗の無人化を進めてきたが、コロナ禍による非接触化推進の流れを受け、これが加速している。

 新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、AIやロボティクスをフル活用し、人同士の接触を極少化して、感染を予防する未来の小売店の姿が米国で見えてきた。店舗はオンラインであらかじめ頼んでおいた商品を、人と接することなく受け取る場所に変貌しつつある。