
特集
音だって超現実〜音場を操り、世界を一変〜
目次
-
気がつけば音が3Dに、没入、そして現実改変へ
第1部:トレンド
2次元から3次元へ─。電子機器で再生される音の世界が今、大きく変わろうとしている。けん引役は、少ないスピーカーで立体的な音を響かせる「カジュアル3Dオーディオ」である。
-
配信・放送はカジュアル、娯楽施設はリッチで進化
第2部:用途
3Dオーディオが身の回りで広がっている。個人ユースでは映像や音楽配信、放送サービスにおいて、施設を使ったエンターテインメントサービスでは映画館やコンサートホール、テーマパークにおいてだ。
-
音声フォーマットは3方式、スピーカー仮想化も進展
第3部:技術
3Dオーディオはオブジェクトベース方式、チャンネルベース方式、シーンベース方式に分かれ、それぞれで開発が進む。こうした方式に、人の耳の音響特性を考慮した音を創る技術を組み合わせることで、少ないスピーカー数で3Dオーディオを実現できる。