炭化ケイ素(SiC)パワー半導体が2025年に本格普及を始める。現在、自動車メーカー各社が電気自動車の開発にしのぎを削るが、バッテリー容量増大を抑えながら長距離化を狙うには、スイッチング損失が少ないSiC パワー半導体をインバーターに採用することが必須となるからだ。半導体メーカー各社は需要急増を見越して大規模な設備投資を重ね、生産力とコスト競争力の引き上げを急ぐ。その最前線を追った。