
STARTUP
目次
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カード決済の不正リスクを数値化
[アクル]独自の認証システムで「チャージバック」の損害を減らす
アクルはクレジットカードの不正利用を防ぐクラウドサービス「ASUKA」を提供する。本人にしか知り得ない情報を基に、不正ユーザーかどうかをリアルタイムに判別。カード会社が販売元の売り上げを取り消す「チャージバック」による損害を減らす。
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最適な保険選びをAIで支援
[フィンプラネット]オンラインで商品比較から申込受付までを完結
フィンプラネットはAI(人工知能)を使った保険ロボ・アドバイザー「ほけん選び」を提供する。スマートフォンから9つの質問に答えるだけでお薦めの生命保険商品を提案し、申し込みも受け付ける。デジタル化が遅れていると指摘される生命保険事業のオンライン化を促す。
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将来の売り上げ予測を基に資金調達を実現
[Yoii]スタートアップやECサイト事業者の成長を支援
YoiiはSaaS事業者などを対象とした資金調達プラットフォーム「Yoii Fuel」を提供する。過去の売上・財務データから将来の売り上げを予測し、審査の手間を減らして資金調達の期間を短縮。問い合わせから6営業日以内で、完全オンラインによる資金調達を実現する。
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高齢者の安心・安全な買い物体験を実現
[KAERU]アプリ連動のプリベイドカードで買い忘れや2度買いを防止
KAERUは高齢者向けのキャッシュレス決済支援サービス「KAERU」を提供する。認知症当事者や家族、介護従事者などの買い物に関する手間を減らす点が特徴だ。2022年4月に米Mastercard対応の決済機能を実装予定で、事業展開の本格化に乗り出す。
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教育現場の集金業務から人手を排除
[エンペイ]煩雑で多岐にわたる作業の自動化を促進、処理時間を98%短縮
エンペイは、教育事業者向けの集金業務支援サービス「enpay」を提供している。現金中心で人手のかかる集金業務を自動化、事業者と保護者双方の手間を軽減する。アライアンスも推進しており、新たな決済サービスとして導入する地域金融機関が増えてきた。
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従業員の金融リテラシー向上を支援
[ABCash Technologies]データに基づく金融教育を福利厚生として提供、海外展開も始動
ABCash Technologiesは、若い世代を中心とした金融教育サービスを提供する。力を入れるのが、従業員の資産形成を支援する福利厚生サービス「ABCare」だ。金融教育後進国とされる日本の現状を変え、海外進出も見据えている。
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AI特有の脆弱性からシステムを守る
[Robust Intelligence]モデルに潜むリスクを自動で発見・保護、誤った判断を未然に防ぐ
Robust Intelligenceは2019年に米サンフランシスコで創業したスタートアップだ。AI(人工知能)が抱える特有の脆弱性やリスクを防ぐプラットフォームを開発する。米Sequoia Capitalが出資するなど、AIの普及が加速するなかにあって注目度は高い。
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アナログな督促回収業務を一元管理
[Lecto]債権を巡るさまざまなデータを分析可能、事業改善の道を開く
Lectoは、債権管理・督促回収業務を支援する「Lectoプラットフォーム」を開発する。債権者や債務者、取引、督促実績、交渉履歴などのデータを一元管理できるのが特徴だ。アナログで複雑なオペレーションが色濃く残る同業務のDX(デジタル変革)を支援する。
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社債に特化したネット証券
[Siiibo証券]シンプルな仕組みと柔軟な条件設計が魅力、分散投資の選択肢を増やす
Siiibo証券は2021年2月に第一種金融商品取引業の登録を完了した新興の証券会社だ。特徴は、社債に特化したサービスを提供している点。分散投資の選択肢を増やし、間接金融が根強い日本で直接金融の拡大を目指す。
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クレジットカードに新たな金融体験を
[ナッジ]ファンが喜ぶ「クラブ機能」を搭載、小規模事業者にも提携カードを
ナッジは、スマートフォンアプリと連携するクレジットカードサービスを運営する。提携事業者は1枚から独自カードを発行でき、ファンとの結びつきを強化できる。カード発行事業者と利用者の双方に、新しい金融体験を届けることを目指す。
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クラファン事業への参画を後押し
[FUEL]ファンド設計からシステム基盤、専用サイトまでをワンストップで支援
FUELは、第二種金融商品取引業を持つ貸付型クラウドファンディング事業者だ。特徴は、パートナー事業者による同事業への参入を多岐にわたって支援する点。既に7社の上場企業と協業しており、新しい直接金融の在り方を模索している。
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「M-PESA」データでローン審査
[HAKKI AFRICA]レンタル料に苦しむタクシードライバーに車両購入の手段を
HAKKI AFRICAはケニアで、タクシードライバーに特化したマイクロファイナンスを手掛ける。モバイル決済サービス「M-PESA」の利用データを基にした独自の信用スコアリングシステムを開発。既存の金融機関から融資を受けづらい層を対象に、顧客開拓を進めている。
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店頭接客に劣らぬ体験をデジタルで
[Repro]顧客データを基に最適なコミュニケーションを追求
Reproは、オンラインサービスにおける離脱防止などを支援するデジタル接客ツールを開発している。導入企業は、ユーザー情報に応じて最適な手段でユーザーとのコミュニケーションを図ることが可能だ。店舗削減に動きだしている金融業界での採用も加速している。
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家族信託で「資産凍結問題」に挑む
[ファミトラ]富裕層以外もターゲットに、システム化で565兆円市場を攻める
ファミトラは、家族信託に関する支援サービスを開発・提供するスタートアップ企業だ。専門的な知見が求められるコンサルティングの中核部分をシステム化。ハードルの高かった家族信託を普及させ、認知症患者における「資産凍結問題」の解決を目指す。
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中小企業の財務戦略に革新を
[ReBank]ソフトで課題を可視化、「キャッシュを増やしながらの成長」を支援
ReBankは、財務分析や資金繰り・投資計画などを可視化、分析できるツールを開発する。企業経営者だけでなく、金融機関さえ適切な財務戦略を策定できない現状を改善するのが狙いだ。企業の財務・事業戦略データを集積し、融資あっせんなどにつなげることも視野に入れる。
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ロボが投資タイミングを自動で判断
ロボアドとは違う、個人投資家に手軽な「アクティブ運用」を
efitは、個人投資家向けの自動売買プラットフォーム「QUOREA」を開発・提供する。個人投資家は4000種類以上のロボット(投資アルゴリズム)から最適なものを選び、運用できる。ユーザーがロボットを作成し、報酬を得られる点も特徴だ。
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