
STARTUP
目次
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衛星データの解析手法を事業者に
[Solafune]コンペ形式で磨いたアルゴリズムを買い取り外部提供
Solafuneは衛星データ解析プラットフォームの「Solafune」を運営するスタートアップ企業だ。世界中の研究者や技術者を対象に、衛星データ活用のアルゴリズム開発を競技化。集積した知見を基にソフトウエアやAPIを作成し、行政機関や企業に向けてサービス提供する。
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ECに手軽な延長保証を
[Kiva]最短で即日導入、システム化により事業者の負荷軽減
KivaはECサイトなどの商品に、延長保証を付与できるサービス「proteger」を提供する。API経由でECサイトや店舗システムと連携し、最短即日で導入できる。煩雑な契約の手続きの負荷をシステム化で軽減し、ユーザーの購買体験を向上する。
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AIで為替変動を予測 海外取引のリスクを軽減
[ジーフィット]独自のAIモデルを駆使して最適な為替予約を支援
ジーフィットは、為替予約サービス「クラウド為替ソリューション」の開発を進める。AI(人工知能)技術と各種データを活用し、精度の高い為替予約を支援する。金融機関やFX事業者との連携も視野に入れ、企業と金融機関との橋渡し役を担う。
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業種や状況に応じた資金調達を支援
将来の売り上げ予測などから複数の手段でスタートアップ企業に融資
Fivotはスタートアップ企業を対象とした融資サービス「Flex Capital」を提供する。将来の売り上げ予測による「RBF(レベニュー・ベースド・ファイナンス)」といった選択肢を用意。データを活用した与信モデルにより、エクイティだけではない資金調達の新しい潮流の形成を目指す。
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森林保全プロジェクトの妥当性を評価
[sustainacraft]脱炭素社会の実現に貢献する活動を支援
sustainacraftは森林など自然資源の炭素蓄積量を評価するサービスを提供する。加えて、カーボンクレジットの妥当性を評価する分析サービスも手掛ける。これらのサービスを通じて、脱炭素社会の実現や健全な資金循環の創出を目指す。
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福利厚生の運用を手軽に
多様な働き方に合わせて柔軟なサービス設計が可能
miiveは福利厚生に特化したプリペイド型カードサービス「miive」を提供する。企業側が従業員に付与したい福利厚生サービスを選び、自由に内容をカスタマイズできる。福利厚生の煩雑な管理業務の負荷を減らし、従業員の離職防止や組織活性化につなげる。
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金融機関の法人調査を簡素化
[シンプルフォーム]技術×人力で企業の実体やリスク情報を瞬時に表示
シンプルフォームは金融機関向けに法人調査クラウドサービス「SimpleCheck」を提供する。法人名を入力すると、独自のデータベースを基に関連情報を検索・収集。約30秒後に企業の実体やコンプライアンス上のリスク評価などの判定結果を表示する。
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カード決済の不正リスクを数値化
[アクル]独自の認証システムで「チャージバック」の損害を減らす
アクルはクレジットカードの不正利用を防ぐクラウドサービス「ASUKA」を提供する。本人にしか知り得ない情報を基に、不正ユーザーかどうかをリアルタイムに判別。カード会社が販売元の売り上げを取り消す「チャージバック」による損害を減らす。
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最適な保険選びをAIで支援
[フィンプラネット]オンラインで商品比較から申込受付までを完結
フィンプラネットはAI(人工知能)を使った保険ロボ・アドバイザー「ほけん選び」を提供する。スマートフォンから9つの質問に答えるだけでお薦めの生命保険商品を提案し、申し込みも受け付ける。デジタル化が遅れていると指摘される生命保険事業のオンライン化を促す。
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将来の売り上げ予測を基に資金調達を実現
[Yoii]スタートアップやECサイト事業者の成長を支援
YoiiはSaaS事業者などを対象とした資金調達プラットフォーム「Yoii Fuel」を提供する。過去の売上・財務データから将来の売り上げを予測し、審査の手間を減らして資金調達の期間を短縮。問い合わせから6営業日以内で、完全オンラインによる資金調達を実現する。
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高齢者の安心・安全な買い物体験を実現
[KAERU]アプリ連動のプリベイドカードで買い忘れや2度買いを防止
KAERUは高齢者向けのキャッシュレス決済支援サービス「KAERU」を提供する。認知症当事者や家族、介護従事者などの買い物に関する手間を減らす点が特徴だ。2022年4月に米Mastercard対応の決済機能を実装予定で、事業展開の本格化に乗り出す。
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教育現場の集金業務から人手を排除
[エンペイ]煩雑で多岐にわたる作業の自動化を促進、処理時間を98%短縮
エンペイは、教育事業者向けの集金業務支援サービス「enpay」を提供している。現金中心で人手のかかる集金業務を自動化、事業者と保護者双方の手間を軽減する。アライアンスも推進しており、新たな決済サービスとして導入する地域金融機関が増えてきた。
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従業員の金融リテラシー向上を支援
[ABCash Technologies]データに基づく金融教育を福利厚生として提供、海外展開も始動
ABCash Technologiesは、若い世代を中心とした金融教育サービスを提供する。力を入れるのが、従業員の資産形成を支援する福利厚生サービス「ABCare」だ。金融教育後進国とされる日本の現状を変え、海外進出も見据えている。
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AI特有の脆弱性からシステムを守る
[Robust Intelligence]モデルに潜むリスクを自動で発見・保護、誤った判断を未然に防ぐ
Robust Intelligenceは2019年に米サンフランシスコで創業したスタートアップだ。AI(人工知能)が抱える特有の脆弱性やリスクを防ぐプラットフォームを開発する。米Sequoia Capitalが出資するなど、AIの普及が加速するなかにあって注目度は高い。
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アナログな督促回収業務を一元管理
[Lecto]債権を巡るさまざまなデータを分析可能、事業改善の道を開く
Lectoは、債権管理・督促回収業務を支援する「Lectoプラットフォーム」を開発する。債権者や債務者、取引、督促実績、交渉履歴などのデータを一元管理できるのが特徴だ。アナログで複雑なオペレーションが色濃く残る同業務のDX(デジタル変革)を支援する。
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社債に特化したネット証券
[Siiibo証券]シンプルな仕組みと柔軟な条件設計が魅力、分散投資の選択肢を増やす
Siiibo証券は2021年2月に第一種金融商品取引業の登録を完了した新興の証券会社だ。特徴は、社債に特化したサービスを提供している点。分散投資の選択肢を増やし、間接金融が根強い日本で直接金融の拡大を目指す。
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クレジットカードに新たな金融体験を
[ナッジ]ファンが喜ぶ「クラブ機能」を搭載、小規模事業者にも提携カードを
ナッジは、スマートフォンアプリと連携するクレジットカードサービスを運営する。提携事業者は1枚から独自カードを発行でき、ファンとの結びつきを強化できる。カード発行事業者と利用者の双方に、新しい金融体験を届けることを目指す。
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クラファン事業への参画を後押し
[FUEL]ファンド設計からシステム基盤、専用サイトまでをワンストップで支援
FUELは、第二種金融商品取引業を持つ貸付型クラウドファンディング事業者だ。特徴は、パートナー事業者による同事業への参入を多岐にわたって支援する点。既に7社の上場企業と協業しており、新しい直接金融の在り方を模索している。
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「M-PESA」データでローン審査
[HAKKI AFRICA]レンタル料に苦しむタクシードライバーに車両購入の手段を
HAKKI AFRICAはケニアで、タクシードライバーに特化したマイクロファイナンスを手掛ける。モバイル決済サービス「M-PESA」の利用データを基にした独自の信用スコアリングシステムを開発。既存の金融機関から融資を受けづらい層を対象に、顧客開拓を進めている。
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店頭接客に劣らぬ体験をデジタルで
[Repro]顧客データを基に最適なコミュニケーションを追求
Reproは、オンラインサービスにおける離脱防止などを支援するデジタル接客ツールを開発している。導入企業は、ユーザー情報に応じて最適な手段でユーザーとのコミュニケーションを図ることが可能だ。店舗削減に動きだしている金融業界での採用も加速している。