
連載
CASE STUDY
目次
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事業モデル変革へ、アプリ刷新で布石
[京都銀行]デジタルサービスで顧客ニーズを把握、対面提案に生かす
京都銀行が個人向けアプリ「京銀アプリ」の全面リニューアルに踏み切った。バンキング機能の拡充や新機能の追加など多岐にわたるが、利便性向上だけが狙いではない。対面とデジタルのベストミックスを掲げる同行が見据えるのは、ビジネスモデル変革への道だ。
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金融機関で初、情報銀行に参入
[三菱UFJ信託銀行]行動履歴や資産、購買情報を活用、グループ取引先から顧客開拓
三菱UFJ信託銀行が金融機関として初めて情報銀行サービスの提供を始めた。利用者に関するさまざまなデータを提供し、参加企業のマーケティング活用を支援する。個人の登録情報を活用し、ECプラットフォームとしての展開も視野に入れる。
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環境変化に追随できる基幹システムへ
[損害保険ジャパン]共通処理を集約、シンプルなシステム構造で柔軟性確保を狙う
損害保険ジャパンが、34年にわたって運用してきた基幹システムの刷新に臨んでいる。オープン化にかじを切るとともに、システム構造を抜本的に見直した。来るべき環境変化や技術変化に備え、柔軟性や機動性の確保を目指す。
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デジタル決済プラットフォームに挑む
[アフラック生命保険]家計簿と共通ポイントに着目、電子通貨やペイロールも見据える
アフラック生命保険は、契約者向け新サービス「アフラックウォレット」の提供を開始した。目指すのは、お金に関わるサービスを集約した「デジタル決済プラットフォーム」。デジタル地域通貨などの電子通貨やデジタル給与支払い(ペイロール)への対応も視野に入れる。