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 ジヤトコが電気自動車(EV)向け電動アクスル市場に参入する。図1は、日産自動車のEV初代「リーフ」に電動アクスルを組み込んだジヤトコによる試作車。同社は水面下で電動アクスルの開発を進めており、一部の自動車メーカーが評価中だ。

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図1 ジヤトコが開発した電動アクスル搭載の試作車
日産自動車の初代「リーフ」をベースにしている(a)。電動アクスルの試作機をフロントフード下に忍ばせた(b)。(出所:日経Automotive)

 電動アクスルは、モーターやインバーター、ギアボックス〔減速機と差動歯車装置(デフ)〕から成る電動駆動システムである。CVT(無段変速機)市場で世界シェア首位を握る変速機メーカーのジヤトコは、2025年までに電動アクスル市場への参入を目指す*1

*1 電動アクスルを搭載したジヤトコの試作車は複数あり、このうち1台は、2022年2月下旬時点で、フランスに向けて航海する船の中だった。「ぜひ乗って確かめたい」と、欧州のある自動車メーカーから声が掛かったという。

 ドイツを中心とする欧州のメガサプライヤーや日本電産などが先行する電動アクスル市場。競合がひしめく中で、ジヤトコは後発からどう巻き返すのか。