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 神戸製鋼所は、アルミニウム(Al)合金と高張力鋼板を低コストで強固に結合できる新たな接合法を開発した。既存の鋼用アーク溶接機やレーザー溶接機を使え、管材(パイプ材)の端部(小口)に他の材料を接続するなど、これまで難しかった形態での接合が可能(図1)。「燃費規制が厳しい欧州や中国の自動車メーカーへの提案を強化し、異種材料で構成する(マルチマテリアル)ボディー骨格や部品向けの接合法として、早期の実用化を目指す」(技術開発本部自動車ソリューションセンター専門部長の鈴木励一氏)方針だ。

図1 3D-Jointで接合した試作品
図1 3D-Jointで接合した試作品
Al合金製の管材と鋼材を接合した。板材だけでなく、管材などの中空材にも適用できる。(出所:神戸製鋼所)
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 異種材料構成のボディー骨格を組み立てる際に適用する接合法は現在、「SPR(セルフ・ピアシング・リベット)」や「FDS(フロー・ドリル・スクリュー)」といった締結部品を用いる方法や、「TOX(トックス:かしめ接合)」といった機械的変形による接合法が中心であり、しばしば構造用接着剤を併用する。これらの接合法は板材同士の接合を対象にしたもので、管材などの中空材には使えない。さらに専用設備が必要で、接合コストが高くなる。