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 デンソーは、工場におけるカーボンニュートラルの実現に向けた工程目標を明らかにした(図1)。同社の工場における二酸化炭素(CO2)の排出量は、2020年時点でおよそ190万t(トン)。これを35年には20年比35%減の123.5万tまで圧縮する。その上で、CO2の排出の内訳を再生可能エネルギーによる電力発電や、カーボンニュートラルなガス燃料の利用に置き換える。21年5月末、オンラインで開催した事業戦略説明会「DENSO DIALOG DAY 2021」で発表した。

図1 デンソーが公表した工程目標
図1 デンソーが公表した工程目標
2035年に工場のカーボンニュートラル達成を目指す。(出所:デンソー)
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 「世界にある200の工場で、クレジット無し(CO2の排出枠を外部から購入しない)のカーボンニュートラルを目指す」─。説明会で、同社経営役員CCRO(Chief Corporate Revolution Officer)の篠原幸弘氏はこう話した。同社はすでに、2035年までに「モノづくり」「モビリティ製品」「エネルギー利用」の3領域でカーボンニュートラルを目指すと公表している。今回は初めて、「モノづくり」領域における数値目標を示した。