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 コマツはホンダと組んで「電池交換式」の小型建機を開発し、2021年度中の市場投入を目指す。同年6月10日に両社共同で発表した。ホンダが手掛ける交換式電池パックを適用。残量が減ったら充電済みの電池パックと入れ替える仕組みで、慣れれば10秒以内に稼働を再開できる。稼働率をいかに高めるかが競争軸の建機業界。この仕組みの導入で電動化が一気に進む可能性がある。

 「『電動化』は将来の事業のキーになる。質量1t以下のマイクロショベルなら、急速充電器が使える電池交換式で運用できる。それより少し大きなミニパワーショベルなら、安全を確保した上で建屋から給電すればよい」。コマツ社長兼CEO(最高経営責任者)の小川啓之氏は同年3月、日経ものづくりの取材に応じ、電動建機の給電戦略についてこう語っていた(図1)。

図1 コマツ代表取締役社長兼CEOの小川啓之氏
図1 コマツ代表取締役社長兼CEOの小川啓之氏
(出所:コマツ)
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