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 三菱電機は2021年7月28日、漆間啓専務執行役が同日付で社長に昇格する人事を発表した(図1)。杉山武史社長は、鉄道車両用空調装置などの検査不正の判明を受けて同日付で辞任し、特別顧問に就いた*1

図1 三菱電機の新社長に就任した漆間氏
図1 三菱電機の新社長に就任した漆間氏
(出所:日経ものづくり)
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*1 三菱電機の長崎製作所は、1985年から鉄道車両向け空調装置と同空気圧縮機ユニットについて検査不正を繰り返していたことが発覚。杉山前社長は2021年7月2日の記者会見で引責辞任を表明した。

 新社長の漆間氏は1982年に三菱電機に入社。FA(ファクトリーオートメーション)システムの担当や欧州部門のトップを務めてきた。技術系出身者が社長を務めるのが通例の同社としては、珍しい事務系出身の社長となる。