EDITORS' ROOM:おすすめの一冊
目次
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製造業のAIニーズにズバリ応える
人工知能(AI)が必須の時代と分かっているけれど、製造業にどう生かしたらよいか分からないと悩む人に向けた本書。統計的機械学習と深層学習の活用術について、主に製造業のエンジニアの方を想定して、基礎から応用までを解説しています。
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中国メーカーとの仕事ノウハウ満載
中国や東南アジアなどの海外メーカーから部品を購入したり、試作や量産を委託したりする業務は日本の設計者でも当たり前になってきました。それに伴い、現地との意思疎通がうまくいかず、不良品ができてしまうトラブルも増えているようです。
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コロナ禍から技術と社会を読み解く
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行が社会に変革をもたらしているのは論を待たないだろう。では、何がどのように変わったか。本書を読めば分かる。
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車体の軽量化設計でドイツを越えよ
「その答えはこれです。といいますのは……」。受講者がどのような質問をしても、ズバッと回答した後、その技術的な理由を詳しく解説する。著者は、本誌が展開する技術セミナーの人気講師である。何を聞かれても的確に答えられるのは、豊富な知見を有するからだ。
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再生可能エネの意外な実力
サブタイトルにある「電気代1/10」が実現すれば、さまざまな製品・サービスの原価が下がり、経済に大きな変化をもたらすだろう。にわかには信じがたいが、本書を読むと決して絵空事ではないと分かる。第1章で筆者は、有限の資源である「化石燃料」と、電力需給をリアルタイムでバランスさせる(同時同量則の)「計画…
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品質力の底上げを急げ
「えっ、品質管理手法(以下、品質手法)を使っていない日本企業があるのですか?」。本書の著者である皆川一二氏に初めてお目にかかった時のことは今でも鮮明に覚えている。高品質で知られる日本企業が品質手法を活用しているのは当然と思っていた私に、「使わないどころか、知らない企業も少なくない」という現実を教え…
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はじめての治具設計
難削材加工を得意とする企業の取材で、ワークの位置決めと固定に利用する「治具」の重要性を強調されたことがある。治具はものづくりの土台なのだと、改めて痛感した。
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3Dプリンターを幅広く基礎から学ぶ
さまざまな分野において「3Dプリンター」(アディティブ製造、AM)の活用が広がってきている。しかし、3Dプリンターには複数の異なる造形手法があり、それぞれで使える材料や実現できる形状・精度、使いこなしのノウハウなどに特徴がある。これらを理解し、最適な3Dプリンターを選択して使いこなすことが、活用を…
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構造から最適化まで幅広く学べる
2008年発刊の「いまさら聞けない計算力学の常識」の続編。内容を理解するには大学レベルの線形代数や微積分、材料力学の基礎知識を身に付けている必要はあるが、図を多用しつつ、構造解析から振動、流体解析、トポロジー最適化まで幅広く解説している。
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世界No.1製品を造るプロセスを網羅
本書は、「世界No. 1 製品」を生み出し、高品質に量産するために必要な「開発設計プロセス」の全てを解説した書。自動車から電機、産業機械まで、製造業が競合企業を打ち負かす世界一の製品を生み出し、かつ高品質に量産するために何をすべきかをこの1冊に凝縮している。
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「デジタルファースト・ソサエティ」、コトへのシフトを実現するDXとは
タイトルの「デジタルファースト・ソサエティ」は、ビジネスにおけるデジタル化の浸透が社会の変革をもたらすとの意である。本書は、最近話題の「DX」(デジタル・トランスフォーメーション)について、特に製造業を中心に、なぜ今DXが必要なのか、世界の動向や日本の現状、日本の製造業が目指すべき目標を考察する。
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専門誌編集長30人が100の新技術を解説
日経ものづくりを含む日経BPの専門誌編集長30人が、2020年代に注目される新技術を100件選び、ビジネスパーソン向けに解説した書。カバーする技術分野は、IT・エレクトロニクス・製造・自動車・建設・医療など、多岐にわたる。
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AI時代の「分からなさ」に向き合う
人工知能(AI)が出した答えをブラックボックスとして、答えを出したプロセスを分からないまま受け入れるというやり方は製造業には合わない。しかし、AIは完全にホワイトボックスにできるのか。
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利益はライフサイクル全体で考える
タイトルに「PLM」とあるように、技術部門、特に製品開発・設計部門に軸足を置きながら、もうかる製品・サービスを生み出すための考え方や取り組みを説いている。同書における「もうけ」は、第1章で解説している「プロダクト損益」という考え方が基本である。
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上司に「なぜを5回」考えさせる方法
タイトルや装丁は一見、堅い印象を受ける書籍だが、中身はなかなか挑戦的だ。「デザインブレインマッピング」は、産業技術総合研究所が開発している構想設計のためのツール(手法)で、新製品や新規事業開発時の問題解決に使う。
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実務に目配りした機械設計の入門書、経験21年のベテランが解説
「機械設計とは何か」をイチから知りたい初心者にはもちろん、ちょっと立ち止まって機械設計の全体像を振り返りたい2、3年目の技術者にも読み応えがある入門書だろう。
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下町企業103社を徹底取材
経済学者で墨田区産業振興専門員である著者が、東京都墨田区のものづくりの現状を分析した。執筆にあたり、2017~2018年の1年間をかけて製造業から伝統工芸を含む103の事業所を改めて取材したという。
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工作機械の歩みに見る革新のヒント
高い競争力を誇る日本の工作機械産業の歴史から、今の日本に必要とされる事業創造と革新のプロセスを考察した。イノベーションを求める企業にとって多くのヒントが詰まった1冊だ。ファナックと米インテルに着目したのは、ファナックがいち早くインテルのMPUを採用したNC装置を世に送り出し、業界の雄となったから。
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単なる部品表にあらず、「BOM」の基礎から経営へのインパクトまで学べる稀有な1冊
5つの問題解決パターンから学ぶ実践メソッド 「BOM」再構築の技術
設計BOM(Engineering Bill of Materials、E-BOM)と生産BOM(Manufacturing BOM、M-BOM)の構造の違いを、実際にどう異なるのか具体的に説明する文献は多くはない。本書の例示を見ると直観的につかみやすい。
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設計に戦略を持ち込んで競合に勝つ
「日本企業の生産技術は一流だが、設計は先進国で最下位と言っていい」。本誌で「設計者を目指す若手のための國井設計塾予備校」を連載する、設計コンサルタントの國井良昌氏に初めてインタビューした時の言葉が忘れられない。この言葉が本書の発行のきっかけとなった。
日経クロステック Special
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- デジタル・ツインによるイノベーションとは
- 製造業DX成功のカギはデータガバナンス
- 日台間の連携をさらに強化し、双方の産業を次の高みへ
- 「第三者保守サービス」がDXの原資を捻出
- リアルとデジタルをつなぐ半導体技術が結集
- アナログ・デバイセズ新社長インタビュー
- コロナ禍でも部品の安定供給を実現する責務
- 3つのメガトレンドを視野にした長期的戦略
- コード格納用メモリーの分野で市場をリード
- 従来の電源ソリューションの限界を取り払う
- 世界基準のユニークな半導体技術を提供
- DXに伴う製造業特有のリスクと対策とは?
- ものづくり現場のIT活用≫大きな誤解とは
- 展示会で配布の技術資料をWEBから入手!
- 監視カメラ市場が抱える課題を解決