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ザ☆単位のマンガ
ザ☆単位のマンガ
著者●うえたに夫婦
発行●大和書房
定価●1500円+税
判型●A5判182ページ
ISBN978-4-479-39310-8

 質量の単位[kg]の定義が近々変わる可能性があるのをご存じだろうか。人工物である国際キログラム原器はどうしても長い年月の間に生じる変化を無視できないため、プランク定数を基準にした定義に変わるという。既に長さの単位[m]の基準は、1960年に国際メートル原器からクリプトン原子が発する光の波長に変わり、1983年には光が進む距離になった。このような単位の歴史、意味、用法をSI(国際単位系)基本単位7つに相当する章に分けて、マンガとしてまとめたのが本書である。

 各単位はそれぞれキャラクターで表現。例えば力[N]はりんごを擬人化した「ニュートンくん」、体積[L]は牛乳パックのような「リットルくん」として登場。SI組立単位やSI併用単位はもちろん、「尺さん」「升くん」のような非SI単位も合わせて、69ものキャラクターが登場する。

 単位を説明することは、それが表す量の意味を説明することでもある。従って、質量と重さ、光度・光束・照度の違いに踏み込むなど、多くの物理量の意味を極めてコンパクトに説明した本になっている。

産業技術総合研究所計量標準総合センターが内容を監修し、章間のコラムの執筆も担当している。