トヨタ流人づくり
目次
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職場の改善能力を高めるには
第57回
「今日より明日、明日より明後日をより良いものとすることだ」。トヨタ自動車社長の豊田章男氏は、かつて「改善とは何ですか?」と記者に問われて、こう回答していました。
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部下を指導するには
第56回
部下への指導で悩んでいます。私は別の部署での勤務が長く、そこから異動して管理者になったため、今の部署の業務に直接携わった経験がありません。しかし、部署に与えられた目標を達成するには部下を指導し、能力を伸ばしていかなければないと、上から言われるようになりました。
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不正を未然に防ぐ企業風土はどう作る?
第55回
内部通報制度に訴えられる前に、社内でその問題を解決できないか。トヨタ自動車で人材育成業務などに携わった肌附安明氏が、トヨタ流のマネジメント方法を紹介する。
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若手社員を育てる心のマネジメント
第54回
「トヨタ流人づくり 実践編 あなたの悩みに答えます」では、日本メーカーの管理者や社員が抱える悩みに関して、トヨタ自動車流の解決方法を回答します。回答者は、同社で人材育成業務にも携わった肌附安明氏。今回は、「イマドキの若手社員のモチベーションを上げる方法」です。
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優秀な管理者になるには
第53回
管理者に任命されました。30人ほどの部下を抱えることになります。これまで10年間、技術者として開発設計に従事してきたので設計には自信があるのですが、当然、部下を管理する仕事は初めてです。社内で新任管理者向けレクチャーは受けたのですが、正直言って心構えを説くだけの内容で、実践的とは思えませんでした。…
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変革期を乗り切るには
第52回
自動車部品メーカーに勤めています。自動車メーカーと長年取り引きし、品質とコストの厳しい要請に応えてきました。しかし、近年は電動化や自動運転、コネクテッドカーなど、弊社が苦手な分野の技術開発が注目されています。こうした中で、今後も仕事を得るにはどうしたらよいでしょうか。それにしても、経営が盤石なトヨ…
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品質低下を根本から抑えるには
第51回
部品メーカーの社長を務めています。最近、世間をにぎわせている品質不正の問題を受けて、念のために当社でも品質の状況を精査するように指示しました。結果、ここ10年ほどで品質が低下していることが判明してショックを受けています。
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品質トラブルを減らすには
第50回
開発部門の責任者として部下を束ねています。気になっているのが、ここ数年、部内で品質トラブルが増えていることです。幸い、発生した際にはその都度、各担当者がきちんと対処して解決しています。
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品質の緩みを防ぐには
第49回
一連の品質不正問題の影響を受けて、我が社でも品質保証体制の再点検を行っています。幸い、改ざんなどの不正は起きていないのですが、再点検の過程で分かったのは品質水準の低下です。
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品質偽装を防ぐには
第48回
昨年(2017年)来、日本の製造業で品質データを改ざんしたり、捏造したりする問題が続きました。名の通った大手企業やその子会社などの工場が問題を起こしたことが発覚し、私の会社でも徹底した調査が行われ、品質第一の再教育を実施することになりました。ただ、厳しい競争下で利益を上げることを要求される中で、高…
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年上の部下を味方につけるには
第47回
年齢が上の部下に悩まされています。業務を指示しても素直に聞き入れてもらえず、自己流のやり方を押し進めようとします。注意しても改めてはくれません。これまでのところあまり大きな問題にはなっていないのですが、このままでは業務効率が低下して期待した成果が得られなかったり、トラブルが発生したりするのではないか…
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部下と信頼関係を築くには
第46回
直近の人事異動で課長に就任し、職場のマネジメントを任されることになりました。部下との間で信頼関係を構築したいと考えています。というのも、私が若手社員だった頃、個人主義的な上司がいて、部内がバラバラ。チームワークが機能せず、職場の雰囲気も良くなくて、あまり大きな成果が出なかった覚えがあるからです。心掛…