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Q6 納期遅れによって自社製品の顧客が新興国メーカーなどの競合他社に流れてしまう可能性があると思うか

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「高い可能性があると思う」(34.2%)と「少しは可能性があると思う」(46.6%)を合計すると、80.8%が顧客の流出を危惧している。納期遅れは、調達見直しの大きなきっかけになる。全量ではないにしても一部分でも他社製品の採用が始まってしまうと、取り引きの中で新しいメーカーが鍛えられて実力が増し、実績ができれば信頼性も高まっていくことになる。

Q7 需要が急激に増加した場合でも、取引先で部材不足が発生しないようにサプライヤーが対応すべきだと思うか

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「確実に対応すべきだと思う」が47.5%と最も多かったが、「無理に対応することはないと思う」も35.5%と大きな差はなく、意見は割れた。部材を供給するサプライヤーとしての責任・義務を重視する人が多い一方で、急激な需要増の後に需要減が来た場合、サプライヤーが無理に生産能力の増強を図れば経営悪化につながってしまうと考える人も多い。

回答者プロフィール
調査方法:ニュース配信サービス「日経ものづくりNEWS」の読者を対象に、アンケート用URLを告知した上で回答を依頼。2018年3月14日〜3月23日に実施し、549の回答を得た。
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