全1239文字
PR

軽量化や機能性の向上といった面での効果の大きさから注目を浴びる異種材料の接合・接着技術。ニーズは異種金属同士での接合が金属とプラスチックの接合をわずかに上回り、軽量化、強度向上、機能性の付加の2つ以上の同時実現を期待する声が強かった。ただし徐々に進んでいるものの、採用へのハードルはまだかなり高い。検討には試験結果を重視する回答が多いが、データだけで採用を決められないあたりに壁がありそうだ。他社での前例を必要とする回答も目立った。

Q1 異種材料の接合・接着が必要になった目的は

「軽量化」「機能性の向上」「強度または剛性の向上」の3つの回答が多かった。「軽量化」を選択した回答者を見ると、その約半数が「強度または剛性の向上」を同時に選択し、約4割が「機能性の向上」を選択している(それぞれ逆も同様)。

[画像のクリックで拡大表示]

Q2 異種材料接合・接着技術で何を利用可能になったか

接合・接着技術の適用対象となる材料を聞いた。「軽い材料(金属)」「強度の高い材料」の回答が最も多いが、それぞれ25.8%と、数値としてはそれほど突出していない。「軽い材料(炭素繊維強化樹脂)」「軽い材料(炭素繊維強化樹脂以外のプラスチック)」はそれぞれ16.2%、14.6%と金属に比べて少ない。ただし「軽い材料(炭素繊維強化樹脂)」を選択した回答者の約半数が「軽い材料(炭素繊維強化樹脂以外のプラスチック)」を選んでいないため、両者を合わせると25%に近くなる。

[画像のクリックで拡大表示]