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毎年のように地震や豪雨などの災害に襲われている状況を受けて、ものづくりの現場では防災対策の強化が進んでいる。自社の防災対策について「不十分だと思う」割合は、2018年時に比べると減っているが、それでも約4割を占め、安心できる状況とは言えない。「観測史上初」や「100年に一度」といった規模の自然災害がしばしば発生する昨今、対策の強化が従来の想定内にとどまり、被害想定の見直しが進んでいない点も不安要素となっているようだ。

Q1 自社の防災対策は、十分だと思うか

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「十分だと思う」は7.9%と、2018年の前回調査(6.2%)と大きな差は無い。一方、「不十分だと思う」は41.0%と前回の52.3%から10ポイント以上減り、「どちらともいえない」は45.5%と逆に前回(34.4%)から10ポイント以上増えている。防災対策の強化は進んでいるものの、近年、従来の想定を上回る自然災害が発生している状況を踏まえると安心はできないと見ているようだ。

Q2 過去5年間で、自然災害や公共インフラの停止、取引先の被災などによって事業継続が困難になったことがあるか

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「ある」は31.6%と前回調査の44.6%に比べて10ポイント以上減っている。防災対策が一定程度進んでいるあらわれと考えられる。