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2019年から22年までの3年間で、新製品・新サービスによる企業の業績向上がやや難しくなってきた。新製品・新サービスを生み出す戦略決定、仕組み整備、業務管理といった開発設計マネジメントの取り組みが、業績に結び付きにくくなっている恐れがある。取り組み自体はやや低調なものの努力は続いているとみられ、業績が上向いている企業については取り組みに進展があると改めて分かった。

Q1 最近の新製品・新サービスの導入状況は

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新製品・新サービスを「導入しており、成果が出ている」との回答が2019年の調査では3割を超えていたが、22年の調査では3割を下回った。その分「導入していないが、計画している」との回答が増えている。