活況を呈する日本の工作機械業界。2017年に続いて2018年も過去最高の受注額を更新する見込みで、その勢いは当分続くとみられる。この好況を支えているものこそ、ドイツと並んで世界トップとされる日本メーカーの技術力だ。ただし、多品種少量生産の加速、製造現場の人材不足を背景に、競争軸は機械単体の性能や高信頼性だけではなくなりつつある。顧客の現場の生産性を高めるために何ができるか、各社の取り組みを追ってみた。

(画像:ゲッティ イメージズ)
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