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三菱重工工作機械
途中で割り出しヘッドに交換しても段差7μmに

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 三菱重工工作機械(本社滋賀県栗東市)は、マシニングセンター「MVR30Fx」を用いて通常のヘッドと割り出し5軸ヘッド(ユニバーサルヘッド)を交換しながら加工したワークなどを工作機械と共に披露した。

 MVR30Fxは主軸ヘッドを交換可能(アタッチメント方式)で、割り出し5軸ヘッドを用いると工具を1°刻みで傾けられる。金型の中で立ち壁のある部分は傾けた工具で切削して、突き出し量を抑えた安定的な加工が可能。このとき、通常の主軸で切削した部分と、割り出し5軸ヘッドで切削した部分とに大きな段差が出来るのは好ましくない。MVR30Fxではその段差を7μm程度に抑えられるという。主軸内外を効率よく冷却できる機構や、工具測定システムで刃先位置を調整できる機構などによって実現した。

 JIMTOF2018の同社ブースでは、自動車のバンパーとその金型を展示。フォグランプの部分の立ち壁に割り出し5軸ヘッドを使ったと紹介していた。さらに立方体の1面を9面に区分し、9面それぞれを異なった角度に設定した工具で切削したサンプルも展示。指でなぞっても境目の段差がほぼ感じられないことを示していた。