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ヤマザキマザック
ギアの切り加工から機内計測までを1台で

 ヤマザキマザック(本社愛知県・大口町)が、出展したのは2018年9月に発売した同時5軸複合加工機に、歯車加工専用機を融合したハイブリッド複合加工機「INTEGREX AG(Auto Gear)シリーズ」(a、b)。歯切り加工から機内計測、補正追加工まで全加工を1台で完結できるのが特徴だ。生産リードタイムを大幅な短縮と高精度な加工の実現を狙う。

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 INTEGREX AGシリーズは、同社の同時5軸複合加工機である「INTEGREX」シリーズに、スカイビング加工やギアミリング加工、ホブ加工などの歯車加工機能と、位相検出や歯面計測などの計測機能を融合した。

 一般に、歯車加工と、計測やバリ取りは、工程分割してそれぞれ個別の工作機械を使う。ギアの高精度な加工には、ワークの中心と歯車のピッチ円の中心を一致させなくてならないが、従来は旋削後にワークを歯切り盤に移動させる際、ワークとピッチ円の中心が微妙にずれるという課題があった。INTEGREX AGシリーズは旋削加工から歯切り加工、計測までを段取り替えなしで処理できるため、高精度な加工と工程短縮を両立できるとしている。

 NC装置には、また、図面に示されている諸元や送り速度などの条件を、CGの図などを用いたガイダンスを見ながら加工プログラムを作成できる対話式プログラミング機能を搭載。歯車諸元の複雑な計算などの専門知識やCAD/CAMソフトがなくても、簡単に加工プログラムを作成できるとしている(c)。同様に歯車の機内計測機能も、計測結果に基づく補正追加工やバリ取り加工を段取り替えなしで実施できる。(写真:加藤 康)