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オークマ
金属AMとのハイブリッド

 オークマが5軸複合加工機としてJIMTOF2018会場でアピールしていたのは、テーブル移動式の5軸立形マシニングセンター(MC)に、レーザー・メタル・デポジション(LMD)方式のAM(Additive Manufacturing:付加製造)機能を搭載した「MU-6300V LASER EX」(a、b)。切削・研削機能、金属付加造形機能、レーザー焼入れ機能を1台に搭載する。前回(2016年)のJIMTOFでも披露した製品だが、最近「重工メーカーやベンチャー企業が導入に動いている」(同社)という。ベースとなっている立形5軸MC「MU-6300V」は旋削機能を持つ複合加工機で、最大ワークサイズは直径830×高さ500mm。主軸をZ/Yの2軸、テーブルをX/A/Cの3軸で駆動する。熱変位が単純かつ温度分布が均一となるような構造と熱変位の補正技術を組み合わせた「サーモフレンドリー」技術により精度を高めているとする。「この最大ワークサイズで旋削機能を持つ機械が少ない上に、精度も高いとしてヒット製品となっている」(同社)という。

 これに、LMD方式のAM機能を加えたのが同 LASER EXだ。「パウダーベッドでは難しい形状を造形できる」(同社)。切削だけでは難しい複雑な形状や中空構造の加工、補修、コーティングなどが可能な上、AM後の仕上げ加工までを1台でこなせる。同社ブースでは、ブリスクの羽根をAMした上で機械加工による仕上げ加工を施したサンプルや、耐熱合金ステライトの母材にインコネルを部分的にコーティングしたロール材などを展示していた(c)。

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