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ひとくちに「協働ロボット」と言っても、産業用ロボットを扱う人たちと、サービスロボットを扱う人たちでは、立場の違いから認識が異なる─。このように語るアールティ代表取締役の中川友紀子氏に、その真意を聞いた。

中川友紀子氏
中川友紀子氏
アールティ 代表取締役(写真:中川友紀子)

 私はサービスロボットの視点から、産業用ロボットを[1]隔離型、 [2]連携型、 [3]協働型の3つに分けて捉えている。

 [1]隔離型のロボットは、典型的な工場用ロボットだ。例えば、生産ライン全体を大きな柵で囲ってあり、その中でロボットアームが大きなワークをハンドリングするような用途だ。人はロボットに触れるどころか、近寄ることもない。[2]連携型は、近くに人がいることを前提としているものの、動作領域はやはり独立していて、一人前の仕事を期待するロボットだ。人はその前後でワークを与えたり、受け取ったりする。ロボットが人と同じ作業をするわけではない。これらに対して、ロボットが人のすぐ隣にいて同じ作業をこなすのが[3]協働型。ただし、人と同じ一人前の仕事を期待しない。もし、ロボットが作業を失敗したり、最悪の場合壊れたとしても、人が作業を助ける。