全2331文字
PR
足の先が枝分かれ
事例6 超分岐

企業名:パナソニック
原材料:セルロース繊維、ポリプロピレンなどのポリマー

 パナソニックはクリーナー(掃除機)やタンブラー(コップ)へ、セルロース繊維で強化したプラスチックの応用を始めている(図1)。セルロースナノファイバー(CNF)のようにnm級に細かくするのではなく、繊維の中心部の太さはμm級ながら両端がnm級に細かく枝分かれした形状にするのが特徴だ。元のプラスチックより強度を向上できると同時に、木材の廃材やコーヒーかすなどを有効利用可能であり、「サーキュラーエコノミーに対応した材料」とパナソニックは位置付けている。

[画像のクリックで拡大表示]
図1 セルロース繊維強化プラスチックの成形品
[画像のクリックで拡大表示]
図1 セルロース繊維強化プラスチックの成形品
2018年にパナソニックが発売したコードレス掃除機の持ち手部分の部品(a)と、「エコプロ2019」(2019年12月5~7日、東京ビッグサイト)に出展した木質調のタンブラー(b)。(出所:日経ものづくり)