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 「目視検査はもう必要ない」─。SUBARU(スバル)はカムシャフトの研削工程で、全数に対しで実施してきた目視検査を近く廃止する方針を決めた(図1、Part2:スバル参照)。背景には全ワークの品質を加工中のデータから予測する人工知能(AI)モデルの開発がある。AIモデルの予測精度は非常に高い。カムシャフトの表面粗さの予測値と実測値のずれは100分の数μmに収まるほど。肉眼で見て排除するような不良品はAIが見抜けるのだ。

図1 スバルのカムシャフト
図1 スバルのカムシャフト
カムシャフトの品質をAIを使って加工データから予測し、目視による全数検査を廃止する。(出所:日経ものづくり)
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