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 2030年度に売上高10兆円─。貪欲なまでに成長を狙う日本電産の永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)が、次に狙うターゲットがこれだ(図1)。2021年度の日本電産の売上高は約2兆円。そこから10年もしないうちに、売上高を約5倍に引き上げるというのだ(図2)。足元では高齢(78歳)となった永守会長の後継者問題で揺れるものの、世間の注目度は以前にも増して高まっている。

図1 2030年度に売上高10兆円への成長を目標に掲げた日本電産の永守会長
図1 2030年度に売上高10兆円への成長を目標に掲げた日本電産の永守会長
成長を支えるのは電動アクスルと工作機械、半導体の「3本の矢」。電動アクスルと工作機械の両事業が狙うのは世界一だ。(イラスト:穐山里実)
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図2 日本電産の売上高の推移と今後の目標
図2 日本電産の売上高の推移と今後の目標
2025年度に売上高4兆円を必達目標とし、2030年度に10兆円を目指す。その先には、自身が「ホラ」と表現する、2070年ごろに100兆円の壮大な目標まで永守会長はぶち上げた。(出所:日本電産の資料を基に日経ものづくりが作成、写真:日経ものづくり)
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