現在の最新無線LAN製品であるWi-Fi 6。その後継となるWi-Fi 7になる見込みの仕様の標準化が、無線LAN規格の標準化組織IEEE-SAの作業班であるIEEE 802.11WGで進んでいる。それが「IEEE 802.11be」(以下、11be)だ。11beは、MAC層から上位層への通信レベル(MAC SAP)で30Gビット/秒以上のスループットを目指している。本記事では11beの標準化動向や高速化技術を解説する。

▼IEEE-SA
IEEEはInstitute of Electrical and Electronics Engineersの略。SAはStandards Associationの略。
▼WG
Working Groupの略。
▼MAC
Medium Access Controlの略。
▼SAP
Service Access Pointの略。