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 2Gは主に1990年代に使われたモバイル通信システムだ。1Gはアナログ技術が使われていたが、2Gではデジタル技術を採用した。音声圧縮や誤り訂正が可能になり、収容効率を一層向上できるようになった。また、パケット通信の実現により、本格的なデータ通信が始まった。

各社が2Gサービスを開始

 NTTドコモは1993年、「PDC」という方式を使ってサービスを開始した(写真2-1)。1994年には、KDDIの前身であるセルラーグループとIDOがPDC方式でサービスを始めた。同じく1994年、ソフトバンクの前身であるデジタルホングループもPDC方式によるサービスを開始している。

写真2-1●2Gの携帯端末
(1)は最初のPDC対応機の1つ。NTTドコモ歴史展示スクエアで撮影した。(2)は最初のcdmaOne対応機の1つ。
写真2-1●2Gの携帯端末
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 1998年、セルラーグループはcdmaOneによるサービスを開始。1999年にはセルラーグループとIDOによるcdmaOneの全国網が完成した。

 cdmaOneはもともと米クアルコムが開発した技術に基づいている。基本的に2Gに分類されているが、3Gの技術を先取りした形になっており、「2.5G」と呼ばれることもある。なお、IDOとセルラーグループは2000年に全国統一の携帯電話ブランドとして現在も続く「au」を開始した。

 本格的なデータ通信サービスも2Gで始まった。NTTドコモは1997年に携帯電話向けインターネット接続サービス「DoPa」、1999年にiモードを開始。IDOとセルラーグループは1999年、携帯電話向けインターネット接続サービス「EZweb」「EZaccess」を開始した。

 デジタルホングループは1997年、国内初のSMS「スカイウォーカー」を開始。1999年にはデジタルホン各社とデジタルツーカー各社がJ-フォンに社名変更し、携帯電向けインターネット接続サービス「J-SKY」を開始した。