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 4Gはスマートフォンの時代だ。大画面で大容量コンテンツを閲覧し、様々な通信アプリが動作するスマートフォンは、モバイル端末の位置付けを携帯電話機からデータ通信端末へと大きく変えた。それは4GのLTEによる高速大容量通信で初めて実現できた。

iPhoneで急速に普及

 NTTドコモは2011年、LTEによる携帯電話サービス「Xi」を始めた(写真4-1)。当初はデータ通信専用端末だけだったが、翌年の2012年からLTE対応スマートフォンの提供を開始した。

写真4-1●4Gの携帯端末
(1)は最初のLTE対応機。スマートフォンではなく、データ通信の専用端末。NTTドコモ歴史展示スクエアで撮影した。(2)は最初のLTE対応iPhone。KDDIはiPhone 5発売に合わせてLTEサービスを始めた。ソフトバンクはすでにTD-LTEでサービスを開始していたが、FD-LTEのサービスはKDDIと同様、iPhone 5に合わせて開始した。
写真4-1●4Gの携帯端末
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 ソフトバンクは2012年2月、LTE方式のうち「TD-LTE」を使った携帯電話サービス「SoftBank 4G」を始めた。同年9月には、「FD-LTE」による携帯電話サービス「SoftBank 4G LTE」を開始。同じく同年9月にKDDIが「au 4G LTE」を開始した。これらはいずれも米アップルのスマートフォン「iPhone 5」に合わせたものだ。

 LTEから、国内の3大携帯電話事業者が同じ規格でサービスを始めた。3Gの目標だった世界の統一規格が、LTEで成し遂げられたことになる。