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ネット君 DAS、NAS、SAN……。うーん、アルファベットが1文字違うだけだったり並びが逆だったりして紛らわしいですね。

インター博士 名前は似ているが、中身はだいぶ違うぞ。というわけで今回はネットワークストレージについて話そう。

 ネットワークの重要な役割は、コンピューターリソース(資源)を共有できるようにすることだ。他のコンピューターのリソースを、ネットワークを介して利用できるようにする。

 例えば他のコンピューターに接続されているプリンターを利用して印刷したり、他のコンピューターのCPUを使って計算したりすることが可能になる。

共有にはメリットが多数

 データ(ファイル)を保存するストレージも共有できる。ここでのストレージはファイルを保存しておく記憶媒体を指す。ハードディスクやSSD、DVD、磁気テープなどが該当する。

 ネットワークを介してストレージを共有すれば、最新のファイルを参照できる(図1)。組織全体のストレージの節約にもなる。またファイルを一元管理できるのでバックアップを取りやすい。

図1●ネットワーク経由でストレージを共有
図1●ネットワーク経由でストレージを共有
ネットワーク経由でストレージを共有するといろいろなメリットがある。ファイルの更新の管理やバックアップが容易になる。さらに、組織全体のストレージを有効活用できる。
[画像のクリックで拡大表示]

 以上のようにメリットが多いため、ほとんどの組織ではネットワーク経由でストレージを共有している。

 それでは次に、コンピューターとストレージの接続形態を見ていこう。冒頭で紹介したDAS、NAS、SANがそれに当たる。

ネット君 DAS、NAS、SANのSはストレージのSなんですね。

インター博士 そういうことだ。コンピューターではなく、ストレージが主役だ。