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ネット君 ネットワーク用語では「ポートを開ける」とか「ポートを閉める」とか言いますよね?

インター博士 うむ、ネットワークエンジニアがよく使うな。

ネット君 開けたり閉めたりってことは、ポートってバルブ的な何かですか?

インター博士 バルブ……。まあ、発想としては悪くはないが……。

 TCPおよびUDPはトランスポート層のプロトコルであり、2つのアプリケーションを接続する役割を担う。

 2つのアプリケーションは、異なるコンピューター(ホスト)で稼働している場合もあれば、同じ機器で稼働している場合もある。

 異なるアプリケーション同士を接続するためには、アプリケーションを識別する必要がある。そのための情報がポート番号である。ポート番号はTCPやUDPのヘッダーに含まれる。

 同じホストで複数のアプリケーションが稼働している場合でも、宛先のポート番号を指定することで、目的とするアプリケーションに接続することができる(図1)。

図1●ポート番号でアプリケーションを識別する
図1●ポート番号でアプリケーションを識別する
トランスポート層のTCPやUDPでは「ポート番号」でアプリケーションを識別する。同じコンピューター(ホスト)で複数のアプリケーションが稼働する場合でも、ポート番号を指定することで目的のアプリケーションと通信できる。
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 例えば、1台のコンピューターにWebサーバーとメールサーバーが稼働している場合、WebブラウザーがWebサーバーにアクセスできるのはポート番号を指定しているためだ。

 逆を言えば、1台のコンピューターには1つしか稼働できないアプリケーションなら識別する必要がない、つまりポート番号が不要だ。例えばPPPで通信するアプリケーションならポート番号を指定する必要はない。

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