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1/6 ガラケーに「2020年問題」発生 1月1日になると時刻表示に不具合

(出所:ソニーモバイルコミュニケーションズ)
(出所:ソニーモバイルコミュニケーションズ)
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 日本の携帯大手がかつて開発に注力していた多機能型携帯電話のフィーチャーフォン(ガラケー)の中に、時計やカレンダー機能が2020年以降に対応していない機種があるとの報告がユーザーから相次いだ。2020年1月1日になると、時計が「0月0日0時0分」を指して動かなくなったり、カレンダーが2000年に戻ったりするという。いわば「2020年問題」ともいえる症状だ。

 報告はいずれもKDDIと沖縄セルラー電話が2000年代後半に発売したソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(現ソニーモバイルコミュニケーションズ)製の端末に集中しているもようだ。2006年に発売した「W43S」や2007年発売の「W53S」、2008年発売の「W64S」や同機種をベースにした「S002」のユーザーがSNSで報告している。

 KDDIは「ユーザーの報告などで事態を把握した。メーカーに問い合わせ、原因の調査や対応の協議を始めた」(広報部)としている。現象が起こっている機種の特定も進めているという。

1/6 NTT東が10ギガのフレッツ光 4月から東京都の一部で提供開始

 NTT東日本は光回線サービス「フレッツ光」において、最大通信速度が10Gビット/秒のメニューを追加する。2020年4月から東京都23区の一部で提供を始め、エリアは順次拡大していく。NTT西日本も同時期に投入する見通しである。

 光回線の卸提供サービス「光コラボレーションモデル」向けにも展開する。同モデルを活用するNTTドコモやソフトバンクなどの光回線サービスでも同時期に10Gビット/秒のメニューが提供されることになりそうだ。

 10Gビット/秒の光回線サービスはソニーネットワークコミュニケーションズ、KDDIが投入済み。各社とも6000円前後の月額料金となっており、現在主流の1Gビット/秒のメニューに比べて1000円程度高い。NTT東日本は提供料金をこれから詰めるが、競合他社と同程度の上乗せが濃厚とみられる。

 2020年春には5G(第5世代移動通信システム)の商用化を控える。携帯大手のトラフィックのオフロードや法人ユーザー向けに、一定の需要が見込めると判断して導入を決めた。

1/3 IEEE 802.11axに6GHz帯を追加 新名称は「Wi-Fi 6E」

 無線LANの業界団体である米Wi-Fiアライアンスは、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)で利用できる周波数帯域として6GHz帯(5.935G~7.125GHz)を追加した。2.4GHz帯と5.0GHz帯を使う従来のIEEE 802.11axをWi-Fi 6と呼ぶのに対して、6GHz帯を追加したIEEE 802.11axは「Wi-Fi 6E」と名付けた。

 6GHz帯は80MHz幅では14チャネル、160MHz幅では7チャネルとして使える。帯域追加で使えるチャネルが増えるため、IoTの普及に弾みがつくと、同アライアンスは説明する。

 例えば、ARやVRの利用、遠隔診断・保守の実施が容易になるとしている。同アライアンスによれば、各国・各地域の電波利用規制当局の承認が下り次第、Wi-Fi 6E対応機器が市場に登場するという。

FROM EDITOR
2020年1月1日に3G対応のフィーチャーフォンで、時計などの機能にトラブルが発生したとの報告がSNS上で相次いだ。開発者は2020年まで使い続けられるとは想定していなかったのだろう。10ギガFTTHの技術開発では、NTT東西が先行していたが、商用サービスでは他社が先行。ようやくサービス開始にこぎ着けた格好だ。Wi-Fi 6Eについては、Wi-Fi 6が定着しつつあるのに、また新名称を作ると混乱するのではとの見方もある。

(高橋)