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8/23 AWSに大規模障害が発生 東京リージョンのEC2とRDSで

 米アマゾン ウェブ サービス(AWS)のクラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」の東京リージョンの主要サービスで障害が発生した。発生したのは仮想マシンサービスの「Amazon EC2」とリレーショナルデータベース(RDB)サービスの「Amazon RDS」の2つ。

(出所:アマゾン ウェブ サービス)
(出所:アマゾン ウェブ サービス)
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 AWSによると、大規模障害は東京リージョンを構成する4つのアベイラビリティーゾーン(独立性の高いデータセンター群)のうち1つで発生した。EC2の障害やディスクの性能低下、RDSの接続性の問題が起こった。これによりユニクロ、楽天、PayPay、東急ハンズなどAWSを利用する多数の企業がシステムトラブルに見舞われた。

 AWSは8月26日までに障害の経緯をまとめた文書をWebサイトに掲載した。それによると今回の障害は、空調などを管理する制御システムに内在していたフェイルオーバー処理に関連するバグと、制御システムと空調装置などを接続するプログラマブル・ロジック・コントローラー(PLC)の異常動作が重なったことが原因としている。

8/20 ドコモがファーウェイ製スマホの予約受付再開 他社批判から一転

 NTTドコモは中国の華為技術(ファーウェイ)製スマートフォン「HUAWEI P30 Pro HW-02L」の事前予約受付を2019年8月21日午前10時から再開すると発表した。

(出所:NTTドコモ)
(出所:NTTドコモ)
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 ドコモは2019年5月22日から同機種の事前予約受付を停止していた。8月6日には、NTT持ち株会社 社長の澤田 純氏が2019年4~6月期の決算会見で、他社のファーウェイ製スマホ販売再開の動きに対し、「このような状況で売るとお客さまに迷惑をかける可能性が高いのでは。同業者としても非常におかしな取り組みではないかと感じている」と発言していた。

 再開の経緯についてドコモは「米商務省がファーウェイに対する調達禁止措置の猶予期間を延長した点を踏まえて、お客さまが安心してP30 Proを使えると判断した」(広報)と説明する。

8/15 総務相、楽天に携帯基地局遅れで「修正計画の提出」を要請

 総務相の石田 真敏氏は閣議後の記者会見で、10月に携帯電話事業に新規参入する楽天モバイルの携帯基地局の開設状況について「6月末時点において計画からの進捗に遅れが見られた」として、「修正計画の提出及び実行を要請した」ことを明らかにした。総務省は7月17日に、楽天モバイルに対し2019年度末までの開設数計画値を達成するための修正計画の提出を要請したという。

 楽天モバイルの親会社である楽天 会長兼社長の三木谷 浩史氏は8月8日の決算会見で、基地局設置の進捗について「もう1、2週間早く進めば良いが、多少幅を持たせてやっているので予定通り」と説明していた。一方で「10月1日時点ではスモールローンチになる」と述べ、全面的なサービス開始はずれ込むとしていた。

FROM EDITOR

AWSの大規模障害は、多くの企業に影響を及ぼした。巨大クラウドへの過信や冗長構成の在り方について、一石を投じた形となった。このほか携帯電話関連の話題を2つ取り上げた。ファーウェイ製スマホは結局、携帯大手3社から販売されることとなったが、米国のファーウェイ制裁が解除されたわけではなく、先行きは不透明。携帯電話事業に新規参入する楽天モバイルについては、様々な面で準備不足が露呈する格好となった。

(高橋)