
NEWS close-up
目次
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世界10カ国1万人対象のプライバシー意識調査
「政府よりSNSを信頼」「防衛意識が希薄」 日本人の特異な傾向が明らかに
米ノートンライフロック(旧シマンテック)は2020年3月末、世界10カ国で実施したプライバシーなどに関する意識調査の結果を発表した。対象は日本、イタリア、インド、オーストラリア、オランダ、ドイツ、ニュージーランド、フランス、英国、米国の成人(18歳以上)。各国約1000人で計約1万人に聞いた。調査…
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フィッシングサイトの過半数がHTTPS対応に
フィッシングの報告が1カ月で1000件超 「鍵マーク」で安心してはいけない
国内のセキュリティー組織であるJジェーピーサートPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2020年3月下旬、2019年中に同センターに報告されたフィッシング詐欺の件数や傾向を公表した。
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ユーチューバーが震え上がる脅迫メール出現
5000ドル分のビットコインを要求広告収入をゼロにすると脅す
メールを使ってユーザーを脅し、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)を要求するサイバー脅迫が後を絶たない。2020年2月初めには新たな脅迫メールが確認された。ターゲットは、米グーグルのAアドセンスdSense プログラムを通じて広告を配信しているWebサイトの管理者(所有者)などだ。
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2019年のサイバー攻撃観測結果
調査目的の「送信元不明」パケットが急増 IoT機器を狙う攻撃も活発
情報通信研究機構(NICT)は2020年2月上旬、大規模なダークネット「NICTER」を用いた、サイバー攻撃の観測結果を発表した。2019年はネットに接続されているサーバーや機器を調査する目的のパケットが急増。
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新型コロナウイルスで新たな脅威
便乗詐欺と便乗サイバー攻撃が続々出現 非常時こそ冷静な対応を
新型コロナウイルスに便乗したネット詐欺やサイバー攻撃が横行している。攻撃者はユーザーの注意がおろそかになる非常時を狙うからだ。卑劣な攻撃者にだまされないために手口を知って冷静に対応しよう。
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MSの新ブラウザー「Chromium版Edge」登場
使い勝手はGoogle Chromeとほぼ同じ 設定を変更すれば快適に使える
米マイクロソフトは2020年1月15日(現地時間)、Webブラウザー「Microsoft Edge」の新版の提供を始めた。この新型EdgeはWebブラウザー「Chromium」がベースになっている。
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私立学校が利用するWeb出願サービスで障害
受験ピークに出願・入学金決済できず 学校経営を揺るがしかねない事態
三菱総研DCSは2020年1月17日、同社が提供するWeb出願サービス「miraicompass」が1月14日にシステム障害で利用できなかったと発表した。システム障害は14日の午前9時50分に発生し、同日午後8時15分までに復旧したとされる。
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「新型コロナウイルス」便乗のEmotetウイルス出現
保健所をかたって攻撃メールを送信 添付ファイルのマクロを実行すると感染
新型コロナウイルスの感染拡大を多くの人が懸念している。その心につけ込む卑劣なサイバー攻撃が確認された。新型コロナウイルスの情報に見せかけて「Emotet」ウイルスを送りつける攻撃だ。だまされないように注意する必要がある。
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WAFを自作する学生向けコンテスト開催
専門学校と高専から76チームが参加 脆弱性のあるサイトを攻撃から守る
WebアプリケーションやWebサイトを狙ったサイバー攻撃の対策として、WAF(Web Application Firewall)が注目を集めている。WAFはWebサーバーに不具合を引き起こさせるSQLインジェクション攻撃のようなアクセスを遮断するセキュリティー機器だ。
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2020年のサイバー攻撃予測
「ディープフェイク」でユーザーを欺く ランサムウエアも依然脅威
セキュリティーベンダー各社は2019年11月後半から2020年1月上旬にかけて、2020年に発生が予測されるサイバー攻撃を発表した。新技術であるAI(人工知能)や5G(第5世代移動通信システム)、以前からの脅威であるランサムウエアに注目するベンダーが多かった。
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JPドメインのIPv6対応率が明らかに
155万件超のWebサイトを調査 ad.jpは20%超だがco.jpはわずか1%
現行のインターネットで使われている規格「IPv4」のアドレスが間もなく枯渇しようとしている。このため、ネットワークやWebサイトでは新規格IPv6への移行が急務になっている。
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最終段階を迎えたIPv4アドレスの枯渇問題
欧州では既にアドレスが完全枯渇 日本でも3年後にはなくなる見込み
IPv4アドレスの枯渇がいよいよ最終段階を迎えている。主に欧州を受け持つ地域インターネットレジストリ(RIR:Regional Internet Registry)のRIPE NCCは、2019年11月25日にIPv4アドレスが完全に枯渇したと発表した。
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Emotetウイルスが5年ぶり猛威
なりすましメールで感染拡大 Wordの添付ファイルに要注意
2014年に世界的に大流行したウイルス「Emotet」が再び猛威を振るっている。
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国内企業を狙うサイバー攻撃の実態
3社に1社がインシデントによる重大被害に遭う 平均被害額は2億4000万円
「3社に1社が重大被害に遭い、年間の平均被害額は4年連続で2億円超」――。トレンドマイクロが2019年10月15日に公表したセキュリティー調査から、日本を襲うサイバー攻撃の実害規模が明らかになった。
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楽天モバイルが5Gでスポーツ中継
テニスコートに8Kカメラを2台設置 360度映像をVRゴーグルで視聴可能に
楽天モバイルは2019年10月4日から6日にかけて、テニスの国際大会「楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップス2019」において、第5世代移動通信システム(5G)と仮想現実(VR)を組み合わせた実証実験に取り組んだ。
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古いTLSのサポート終了迫る
主要ブラウザーは2020年3月から非対応に 画面全体に警告が表示される
安全なWeb通信を実現するTLS。多くのWebサイトが使用している。だが2020年3月以降は、TLSに対応しているWebサイトであるにもかかわらず、アクセスするとWebブラウザーの画面全体にセキュリティー警告が表示される可能性がある。
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NICTがAIセキュリティーの新技術
機械学習で攻撃の危険度を判定 ウイルスによる大規模攻撃も予測する
情報通信研究機構(NICT)は2019年9月上旬、人工知能(AI)を用いたセキュリティー対策技術の研究成果を発表した。「インシデントの優先順位判定」「マルウエア機能分析自動化」「攻撃の検知・脅威予測」の3つである。
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「Wi-Fi 6」の認証プログラム開始
IEEE 802.11axの標準化完了前に始まる 異なるベンダーの機器の相互接続を保証
無線LANの業界団体であるWi-Fi Allianceは米国時間2019年9月16日、「Wi-Fi CERTIFIED 6」の提供を開始したと発表した。
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ギガプライズが「世界初」の集合住宅向けISPサービス
車載向けのシングルペア・イーサネットを転用 既設の電話線を使い工事の手間省く
インターネット接続事業者(ISP)のギガプライズは、集合住宅向けISPサービス「SPES(Single-Pair Ethernet Service)」の販売を2020年1月に開始する。サービスはNECネッツエスアイと米ブロードコムで共同開発した。電話線だけでイーサネット通信を実現する「シングルペア…
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「Wi-Fi CERTIFIED」ロゴが消えた理由
相互接続性の問題解消でありがたみ薄れる 「Wi-Fi 6」ロゴ登場で復活の可能性
無線LAN製品の多くは、「Wi-Fi」と呼ばれる。「無線LAN=Wi-Fi」と思っている人は多いだろう。だがWi-Fiは技術の名前ではなく、無線LAN関連の業界団体Wi-Fi Allianceが、無線LANを普及させるために付けたブランド名だ。