
NEWS close-up
目次
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「Wi-Fi CERTIFIED」ロゴが消えた理由
相互接続性の問題解消でありがたみ薄れる 「Wi-Fi 6」ロゴ登場で復活の可能性
無線LAN製品の多くは、「Wi-Fi」と呼ばれる。「無線LAN=Wi-Fi」と思っている人は多いだろう。だがWi-Fiは技術の名前ではなく、無線LAN関連の業界団体Wi-Fi Allianceが、無線LANを普及させるために付けたブランド名だ。
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グーグルがサーバー証明書の有効期間短縮を提案
有効期間を最長で2年3カ月から13カ月に ベンダーは賛成するも認証局の反対で否決
米グーグルがHTTPS(TLS)対応サイトで使われるサーバー証明書(以下、証明書)の有効期間を短縮するよう提案し、議論を呼んでいる。現行の最長825日(2年3カ月)から397日(13カ月)にするよう求めた。しかし「CA/Browserフォーラム」は2019年9月9日までの投票で否決した。
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KDDIと防衛医大が5Gで災害救助実験
VR映像を見ながら医師が現場を支援 トリアージや搬送先を指示する
建機の遠隔操作やエンターテインメントなど、通信事業者が様々な業界の企業とタッグを組んで第5世代移動通信システム(5G)の用途開拓を進めている。そんな中、KDDI(au)と防衛医科大学などが災害救助の現場に5Gを役立てられるか否かの実証実験を実施した。
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SMS悪用の架空請求に新手口
言葉巧みに偽の消費生活センターに誘導 怪しいときは「188」に電話を
SMSを使った架空請求が相次いでいる。架空請求業者は、有名企業などをかたった料金請求のSMS をユーザーに送りつける。
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「2要素認証」導入はたったの2割
ネットサービス事業者300社に調査 あまりに無防備な実態が明らかに
他社のネットサービスから流出したIDとパスワードを使って不正にログインする「リスト型攻撃」が後を絶たない。
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国内初の個人向けeSIMサービスが登場
オンラインですべての手続きが完了 フルMVNOのIIJだから提供できる
インターネットイニシアティブ(IIJ)は2019年7月18日、国内初の個人ユーザー向けeSIM(embedded Subscriber Identity Module)サービスを開始した。「IIJmioモバイルサービス ライトスタートプラン(eSIMベータ版)」というサービス名で、eSIM対応スマ…
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ウイルスに感染したIoT機器のユーザーに警告
ダークネットを使って感染機器を特定 ISPを通じて駆除方法を知らせる
総務省と情報通信研究機構(NICT)、ICT-ISACは2019年6月中旬、ウイルス(マルウエア)に感染したIoT機器のユーザーに、インターネットサービスプロバイダー(ISP)経由で警告する取り組みを開始した。
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キャッシュレス決済でトラブル多発
富士通FIPと凸版印刷のサービスで障害 全国30万店舗に影響
キャッシュレス化が進みユーザーが増えている電子マネーやQRコード決済。これらを利用できなくなるトラブルが、2019年5月24日と5月29日に立て続けに発生した。影響を受けた店舗数は30万にも及ぶ。
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今年も近未来ネットワーク「ShowNet」が登場
IPv6拡張でサービスチェイニングを実現 価格破壊ルーター「Kamuee」はプロキシーに
ネットワーク分野のイベント「Interop Tokyo 2019」が2019年6月12日~14日に開催された。毎年のInteropで披露される世界最大級のライブネットワークデモが「ShowNet」である。
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中古ドメイン名が6000万円超で落札
サークルK・サンクスのドメイン名が高騰 目的はSEO対策やアフィリエイト
GMO インターネットが運営するレジストラ「お名前.com」が2019年6月、中古ドメイン名の競売を行った。
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何も信用しないセキュリティー対策 クラウドシフトと働き方改革で不可欠に
「ゼロトラスト」に注目集まる
2018年後半から、「ゼロトラスト」というキーワードでセキュリティーの製品やサービスを売り込むベンダーが増えている。ゼロトラストとは、文字通り「何も信用しない」という考え方である。
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発表から3日間で2000件超の登録 掘り出し物の良ドメインは払底
「令和」ドメインの登録ラッシュ
2019年4月1日の新元号「令和」の発表直後、関連ドメインの登録ラッシュが起きた。大手レジストラ(ドメイン登録事業者)の登録件数は3日間で2000件を突破。オークションへの出品も相次いだ。分かりやすい文字列を使った「良ドメイン」はあらかた登録され尽くし、新たに取得するのは難しいだろう。
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「シャノン限界」まで高速化 5Gの符号化方式を超える通信効率
NTTが「6G」向け通信技術を開発
NTTは2019年5月27日、理論的な通信容量の上限である「シャノン限界」を達成し、かつ実現可能な符号化方式を開発したと発表した。名称は「CoCoNuTS(Code based on Constrained Numbers Theoretically-achieving the Shannon l…
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相次ぐアニメサイトのドメイントラブル
移管手続きを悪用して第三者が取得 目的はドメインの転売
アニメの公式サイトで使われているドメインが、第三者に取得されるトラブルが相次いだ。
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通販サイトを狙った「クレジットカードの有効性確認」
規則に従ってカード番号を作成 使えることを確かめてから悪用
岩手県にあるワイナリーのエーデルワインは2019年4月、同社の通販サイトへの不正アクセスを発表した。クレジットカード情報が流出した可能性があるという。
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国内初のパブリックDNSサービスを開始
DoT/DoH対応で通信を暗号化 新仕様の検証とノウハウ蓄積が目的
インターネットイニシアティブ(IIJ)は2019年5月8日、国内初のパブリックDNSサービス「IIJ Public DNSサービス(ベータ版)」を公開した。DNSの通信を暗号化する「DNS over TLS(DoT)」と「DNS over HTTPS(DoH)」のみに対応するのが特徴だ。
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サイバートラブル対策の教科書公開
対象は未就学児から高齢者まで 年代ごとに知っておくべき知識を整理
未就学児から高齢者まで、インターネット上のトラブルにどう対処すればよいのか。サイバートラブルを回避する道しるべとなる教科書が2019年3月に無償公開された。セキュリティー企業のラックが蓄積した事例と5人の有識者の知見を整理した「情報リテラシー啓発のための羅針盤」だ。同社のWebサイトからダウンロー…
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相次いで公開・販売されるアカウント情報
ハッシュ化していても危険 解析後のパスワードが公開される
電子手帳サービス「Lifebear」を提供するライフベアや、予約管理サービス「Coubic」を提供するクービックが2019年3月後半、情報漏洩を発表した。どちらもサービスのユーザー認証に使うアカウント情報(IDとパスワード)の漏洩を、外部から指摘されて気づいたとしている。
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携帯電話大手3社が2018年度のパケット接続料を値下げ
受難の時代迎えるMVNO 5Gの接続形態も足かせに
2019年3月29日から31日にかけて、携帯電話大手3社は2018年度のパケット接続料を公表した。パケット接続料は格安スマホに代表されるMVNO(仮想移動体通信事業者)がデータ通信サービスの提供に当たって携帯電話大手に支払う料金のこと。いわば「回線の仕入れ値」に相当する。
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ネット詐欺「リバースビッシング」に注意
SNSに偽の電話番号を掲載 電話をかけてきたユーザーをだます
EMCジャパンのセキュリティー部門であるRSA は2019年2月、「リバースビッシング」の被害がインドなどで続出しているとして注意を呼び掛けた。リバースビッシングとは、SNS などのWeb サービスに、有名な企業や組織をかたって偽の電話番号を掲載し、電話をかけてきたユーザーをだますネット詐欺のこと…