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 テレワークに役立つWebサービスとしては、ファイル転送サービスも挙げられる。ビジネスチャットやメールでもファイルのやりとりは可能だが、ビジネスチャットを利用していない社外の人とやりとりしたい場合や、メールでは送れない大容量のファイルをやりとりしたい場合、ファイル転送サービスは便利だ。

 OneDriveやDropbox、Googleドライブといったオンラインストレージを使ってファイルを共有する手もあるが、手軽さではファイル転送サービスに軍配が上がる。しかもファイル転送サービスによっては会員登録が不要だ。アカウントを作らずに利用できる。

 無料で利用できるファイル転送サービスとしては「宅ふぁいる便」が代名詞的存在だったが、不正アクセスを受けて2019年1月にサービスを停止。その後サービスを提供できない状態が続き、2020年3月31日にサービスを終了した。なお有料の「オフィス宅ふぁいる便」は利用可能で、今後も継続する。

 宅ふぁいる便は終了するものの、無料で利用できるファイル転送サービスは多数存在する(表1)。無料であっても会員登録が必要なサービスや会員登録すると機能が増えるサービス、有料サービスを別途用意するサービスなど様々だ。ここでは会員登録不要で容量無制限の「BitSend」を例に使い方を紹介する。

表1●無料で利用できるファイル転送サービスの例
無料で利用できるファイル転送サービスの例。
表1●無料で利用できるファイル転送サービスの例
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Webブラウザーで簡単操作

 ファイル転送サービスの多くは次のような流れになる(図9)。

図9●ファイル転送サービスのイメージ
図9●ファイル転送サービスのイメージ
ファイルを送りたい利用者はWebブラウザーでサービスのWebサイトにアクセスし、ファイルをアップロードする。ファイルを送る相手にはメールでダウンロード用のURLやパスワードなどが通知される。その情報を基に対象のファイルをダウンロードする。
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 まず、ファイルを送りたいユーザーは、Webブラウザーでファイル転送サービスのWebサイトにアクセスして、送りたいファイルをパソコンからアップロードする(図10)。

図10●ファイル転送サービスのトップページの例
図10●ファイル転送サービスのトップページの例
利用者はファイル転送サービスのWebサイトにアクセスし、送りたいファイルを選択あるいはドラッグ&ドロップしてアップロードする。
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