全4343文字
PR

URLとドメイン名とFQDN
インターネット上の場所を表す文字列

 「URL」と「ドメイン名」、「FQDN」はいずれもインターネット上の場所を表す文字列である。

[画像のクリックで拡大表示]

 URLは、利用者がWebブラウザーで特定のWebサイトのページを開く際に指定する文字列である。例えば「https://www.example.com/contents/」といった文字列になる。先頭の「https」はアクセスするときのプロトコルで、スキームと呼ぶこともある。

 このURLでは「contents」というフォルダーを指定しているが、ファイル名まで指定する場合もある。ファイル名を指定しない場合は、Webサーバーが表示内容を決める。

 「www.example.com」のうち、wwwがホスト名、example.comがドメイン名である。ドメイン名は、組織や企業などがレジストリに登録した名前だ。ホストはドメインのネットワークにあるサーバーを指す。

 FQDNは、このホスト名とドメイン名で構成される文字列である。DNSでIPアドレスとひも付けられるのはドメイン名ではなく、ホストまで指定するFQDNである。DNSにはホストごとのIPアドレスが登録されている。

▼URL
Uniform Resource Locatorの略。
▼FQDN
Fully Qualified Domain Nameの略。「完全修飾ドメイン名」と訳す。
▼指定する文字列
インターネットで提供するサービスをプログラムが利用する場合もURLで指定することが多い。
▼DNS
Domain Name Systemの略。

SLAとMTBF
サービスやシステムの品質を示す指標

 「SLA」と「MTBF」はどちらもサービスやシステムの品質を表す用語である。

 SLAは品質保証制度と呼ばれる。サービス提供事業者がサービスに付けて、主に稼働率を保証する。ここでの稼働率とは、一定の期間のうち、サービスを利用できた時間の割合。障害などでサービスを利用できない時間が発生すると稼働率は低下する。

 ネットワークサービスでは、稼働率のほかにネットワーク遅延をSLAの対象にしている場合がある。拠点間の応答時間(pingコマンドなどを使って疎通確認にかかる時間)を「XXXミリ秒以下」などと規定し、これを満たす時間を利用可能な時間などとしている。

 保証制度と呼ばれているが、厳密には品質を保証しているわけではない。稼働率を守れなかったときは、その割合に応じて利用者にサービス料金を返金する。

 一方、MTBFはシステムやサービスの信頼性を示す指標である。平均故障間隔と訳される。システムが稼働し続けた時間の平均を表す。システムが期間中に稼働した時間の合計を、障害が発生した回数で割って求める。MTBFが大きければ大きいほど、故障しにくいシステムだといえる。

 SLAは保証制度であるのに対して、MTBFは稼働実績から算出した数値である。

▼SLA
Service Level Agreementの略。
▼MTBF
Mean Time Between Failuresの略。