
(写真:©iStock.com / nadla)
ネットワークの高速化が止まらない。最大10Gビット/秒のアクセス回線サービスを提供するプロバイダーが続出している。家電量販店には2.5Gビット/秒のポートを備えたネットワーク機器が並ぶ。無線LANではIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)に対応した製品が普及している。それぞれどのようにして高速化を実現しているのか。その「秘密」を分かりやすくひもとく。
アクセス回線から有線/無線LANまで
ネットワークの高速化が止まらない。最大10Gビット/秒のアクセス回線サービスを提供するプロバイダーが続出している。家電量販店には2.5Gビット/秒のポートを備えたネットワーク機器が並ぶ。無線LANではIEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)に対応した製品が普及している。それぞれどのようにして高速化を実現しているのか。その「秘密」を分かりやすくひもとく。
Part 1 総論
あらゆるネットワーク環境で高速化が進んでいる。
Part 2 アクセス回線
Part2では、自宅や企業からインターネットに接続するアクセス回線の高速化に焦点を当てる。主要都市では、既に10Gビット/秒の伝送速度を実現するサービスが開始されている。
Part 3 イーサネット
企業や家庭で有線LANを構築する際に欠かせない技術がイーサネットである。現在のところ最大伝送速度が1Gビット/秒の1000BASE-Tが主流だが、家電量販店には2.5Gビット/秒に対応したL2スイッチが並ぶようになった。
Part 4 無線LAN
Part4では無線LANの高速化を解説する。現在では、最大伝送速度6.9Gビット/秒のWi-Fi 5に対応するネットワーク機器が一般的だが、家電量販店やECサイトには、最大伝送速度9.6Gビット/秒のWi-Fi 6向けの機器も出回り始めている。