PR

 Pythonを利用するには、Pythonのプログラムを実行するための環境を整える必要がある。そのためには、Pythonの処理系をインターネットからダウンロードしてパソコンのローカル環境にインストールするのが一般的だ。最近は「Anaconda」というパッケージを使ってインストールするのが主流になっている(図2-1)。

図2-1●パッケージのAnacondaとWebサービスのColab
図2-1●パッケージのAnacondaとWebサービスのColab
Pythonのコードを実行するには、パソコンにPythonの環境をインストールする方法とPython環境を提供するWebサービスを使う方法がある。前者には「Anaconda」というパッケージがよく使われている。後者の代表的なものが、「Google Colaboratory(Colab)」だ。PythonのWeb実行環境「Jupyter Notebook」や各種ライブラリーがあらかじめインストールされており、すぐにコードを書き始められる。
[画像のクリックで拡大表示]

 Pythonをローカルにインストールすれば、自分の好きなエディターで本格的なソフトウエア開発ができる。ただ、環境の構築にはそれなりに手間がかかる。

 そこでPythonを手軽に試したい人にお薦めしたいのが、米グーグルが提供している「Google Colaboratory(Colab)」というWebサービスだ。Webページ上で入力したPythonのプログラムを実行できる「Jupyter Notebook」や様々なライブラリーがあらかじめインストールされており、すぐにPythonのプログラムを書き始められる。

 Colabを利用するには、まず「https://colab.research.google.com/」にアクセスする(図2-2)。Googleのアカウントでログインすればすぐに使い始められる。最初に表示されるノートブックの一覧画面の右下にある「PYTHON 3の新しいノートブック」というリンクをクリックすると、Webページにコードの入力欄が表示される。この入力欄にコードを入力して左の実行ボタンを押せば、コードの下に実行結果が表示される。

図2-2●Colabを利用する手順
図2-2●Colabを利用する手順
ColabのURLにアクセスしてGoogleのアカウントでログインするだけで、Pythonのコードを実行できる。
[画像のクリックで拡大表示]