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ネットワーク機器を管理する手段として、これまで「CLI▼」と「GUI▼」の2つが使われてきた。
CLIはテキストベースのコマンドラインを使ってネットワーク機器を管理する方法。ネットワークに関する高度な知識や、ベンダーごとの知識が要求されるが、きめ細かい設定や一括設定が可能で、大規模ネットワークに向く。
GUIは、Webブラウザーに表示された管理画面を利用する方法だ。各種の設定を視覚的に把握できるため、直感的に管理しやすい。
これらに加えて、3番目の手段として注目を浴びているのが、スマートフォンで動作するモバイルアプリを使った方法だ。
モバイル回線を使い、インターネット経由でどこからでも管理できる(図1)。またGUIと同様に、視覚的かつ直感的に設定できるのも特徴だ。ネットワークに関する知識がほとんどない兼任のIT管理者にも使えるように、様々な工夫が施されている。