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 モバイルアプリを使ったネットワーク機器の管理には、CLIやGUIといった従来方式にはない様々なメリットがある(図3)。

図3●管理アプリのメリットとデメリット
図3●管理アプリのメリットとデメリット
管理アプリの主な対象は小規模ネットワークである。管理対象の機器が多く、マルチベンダーで構成する大規模ネットワークには向かない。
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 メリットの1つは、スマートフォンの画面を通じて視覚的に操作できるため、直感的で分かりやすいことだ。さらにネットワーク関連の知識に乏しい担当者、あるいは全く知識を持たない人でも使えるように、様々な工夫が施されている。例えば、シスコシステムズのMeraki Goの場合、ネットワークの知識を持たない人でも5分で初期設定が完了するという。

 モバイルアプリを立ち上げたときの表示画面にも工夫がある。HPEのAruba Instant Onでは、最初の画面を4つのペインに区切り、それぞれネットワークの数、接続されているクライアントの台数、24時間内に転送されたトラフィック量、APの台数を一覧表示する。これは中小企業の管理者がよくチェックする項目を考慮した結果だという。

 このほか、今回取り上げるのはいずれも海外ベンダーの製品だが、各社とも言語のローカライズには細心の注意を払い、不自然な日本語表現にならないように心掛けたという。さらにネットワーク関連の知識を全く持たない人でもとまどわないように、Meraki Goでは「SSID」や「PSK」といったネットワーク用語の使用を避けているという。