
イラストで学ぶネットワークキーワード
目次
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リモートデスクトップ
遠隔地にある端末の画面を操作する技術
リモートデスクトップは、手元の端末からネットワークを介して遠隔地にある他の端末の画面を操作する技術。遠隔地にあるパソコンのトラブル対応やサーバーの管理などに広く利用されている。
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MACアドレス
ネット機器などに付与される固有の識別番号
MAC(Media/Medium Access Control)アドレスは、ネットワークに接続する機器などに付与される固有の識別番号。具体的には、パソコンやサーバー、仮想マシンのNIC(Network Interface Card)、ルーターやLANスイッチのインターフェースなどに付与される。
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Cookie
Webで通信状態を保持するための仕組み
CookieはWebサーバーがパソコンやスマートフォンなどのWeb ブラウザーに情報を書き込む仕組みである。書き込んだ情報そのものもCookieと呼ぶ。主にWebブラウザーとWebサーバーの間で通信状態(セッション)を維持するために使われる。
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RAID
複数の物理ドライブを1台として扱う技術
RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)はハードディスクやSSD(Solid State Drive)など複数の物理ドライブを組み合わせて、1つのドライブとして扱う技術だ。業務用サーバーやNAS(Network Attached Storage)などで…
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SSH
安全な通信を実現するプロトコル
SSH(Secure Shell)は通信プロトコルの一種。認証や暗号化の仕組みを使い、ネットワークに接続されたサーバーなどと安全に通信できるようにする。例えば遠隔地のサーバーにログインしてコマンドを実行するといったことが可能だ。SSHにはバージョン1のSSH1とバージョン2のSSH2の2つがある。…
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SSO
1回の認証で複数サービスを使える技術
SSO(Single Sign On)とは、1回の認証作業(サインオン)で複数の異なるサービスを利用できるようにする技術や仕組みを指す。サービス間で認証に関する情報を共有することで実現する。
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5G
最新世代の移動通信システム
5G(第5世代移動通信システム)は、携帯電話サービスを支える移動通信システムの最新世代である。文字通り第5世代に当たる。
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VLAN
LANを仮想的に構成する技術
VLAN(Virtual LAN)は、物理的なLANスイッチやLANポートの構成にとらわれずに、仮想的にLANを構成する技術である。
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コンテナ
広く使われている仮想化技術の一種
コンテナとは仮想化技術の一種。クラウド環境などで広く使われている。従来の仮想化から順に追っていくとコンテナを理解しやすい。仮想化とは、ハードウエアをソフトウエアによって再現する技術だ。コンピューターの機能をソフトウエアとして実現する。このソフトウエアは仮想マシンや仮想機械などと呼ばれる。
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多要素認証
複数の要素を使ったユーザー認証方式
多要素認証とは、複数の認証要素を使って正規の利用者かどうかを確認する認証方式である。
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帯域保証
契約した帯域の使用を保証すること
帯域保証とは、通信事業者が利用者に対して、契約時に設定した帯域で通信できることを保証すること。帯域を保証する通信サービスやそのための技術を指す場合もある。通信サービスの品質保証といえる。
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マルチキャスト
多数の端末にパケットを効率良く届ける仕組み
マルチキャストはIPの通信方式の一種で、特定のグループに所属する複数の端末に対して同じパケットを送るときに使う。1台の端末から多数の端末に一斉にパケットを送る1対多の通信方式である。
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ランサムウエア
データを人質にするマルウエア
ランサムウエア(Ransomware)はマルウエア(コンピューターウイルス)の一種。コンピューター内の情報を「人質」にして身代金を要求する。Ransom(身代金)とSoftware(ソフトウエア)を組み合わせた造語である。
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ファイアウオール
不審な通信を遮断する機器や機能
ファイアウオールはインターネットと企業などのLANとの境界に設置し、不審な通信がLANに侵入するのを防ぐ機器や機能だ。サイバー攻撃という炎からLANを守る「防火壁」となるのでこの名前が付けられた。
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VPN
安全な通信を実現する技術
VPN(Virtual Private Network)は公共のネットワークをあたかも専用線のように使って、物理的に離れたネットワーク同士やネットワークとコンピューターをつなぐ技術である。
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海底ケーブル
世界中の大陸をつなぐ通信ケーブル
海底ケーブルは、大陸や島々をつなぐために海底に敷設された通信ケーブルである。インターネットやモバイル通信など、世界中で高速・大容量通信のサービスを実現する「通信の大動脈」だ。
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API
データをやりとりするための仕組み
APIはプログラム同士がデータをやりとりするための仕組みのこと。Application Programming Interfaceの略である。
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ICMP
IPの通信をサポートするプロトコル
ICMP (Internet Contro lMessage Protocol)は、IPの通信が正しく動作するようにサポートするプロトコルである。例えばIP自体には、IPパケットが宛先に正しく届いているかを確認したり、その結果を送信元に知らせたりする仕組みがない。そうした仕組みを実現し、IPネット…
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ドメイン名
文字列で表示されたインターネット上の住所
ドメイン名はインターネット上のコンピューターを識別するために使う文字列のこと。インターネットにおける住所表記といえる。
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SIM
携帯電話網との接続に使うICチップ
SIM(Subscriber Identity Module)は携帯電話事業者のネットワークを利用するためのICチップである。これを搭載した接触型のICカードがスマートフォンなどに挿入するSIMカードだ。
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