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 例年注目されるスイッチ部門。スイッチ部門では製品ジャンルとして、ユーザーのパソコンやプリンターなどの周辺機器を直接つなぐ「アクセススイッチ」、アクセススイッチをフロアや部署といった単位で束ねる「フロアスイッチ」、フロアスイッチなどを束ねて企業ネットワークの中核となる「コアスイッチ」に分けた。これらはスイッチの設置場所に基づく分類としてごく一般的だ。

アクセスでシスコが首位奪還

 アクセススイッチの首位はほぼ毎年入れ替わっている。2018年はシスコシステムズ、2019年はバッファローだったが、2020年は再びシスコシステムズが首位に立った(図1)。シェア22.8%で2位のバッファローは16.1%。2019年は0.3ポイントの僅差だったが、2020年は6.7ポイントと少し差が開いた。

図1●アクセススイッチベンダーの順位
図1●アクセススイッチベンダーの順位
回答者が携わる企業ネットワークで主に使っているアクセススイッチのベンダーを1社だけ答えてもらった。割合は、「分からない」「使っていない」などの回答を除く有効回答を母数にして計算。3%以上のベンダーを掲載した。以降の図も同様の条件。2019年はバッファローが1位だったが、2020年はシスコシステムズが1位になった。
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 3位はアライドテレシスで2019年と変わらず。15.3%と2位のバッファローに迫る勢いだ。4位以下を10ポイント近く引き離しており、3強と呼んで差し支えないだろう。

 なお、図ではシェア3.0%以上のベンダーのみを掲載している。これは以降の図でも同様だ。

 フロアスイッチでは相変わらずシスコシステムズが強く、2位以下を大きく引き離した(図2)。38.2%で首位に立ち、2位のアライドテレシスの17.9%に対して倍以上の結果となった。

図2●フロアスイッチベンダーの順位
図2●フロアスイッチベンダーの順位
シスコシステムズが相変わらずの強さを見せている。1位から3位までの順位は2018年から3年連続変わらないが、4位の富士通が3位のバッファローに肉薄している。シェア3%以上のベンダー数が増え、下位は混戦模様だ。
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 目立ったのは2019年に6位だった富士通が6.0%で4位に入ったこと。3位のバッファローに0.4ポイント差で肉薄している。