
(写真:Ⓒ iStock.com / Iam Anupong)
ネットワーク管理者の重要な仕事の1つがネットワークの構築だ。テレワークやWeb会議の機会が増えている現状では、ネットワークの再構築を検討している組織は多いだろう。経験の浅い管理者の中には「ネットワーク構築はハードルが高い。自分にはとてもできない」と思っている人は少なくないはずだ。だが勘所さえ押さえれば難しくない。押さえるべきはネットワーク機器、拠点間接続、無線LAN─の3つ。まずはこれらを理解しよう。
まずはこれだけ理解しよう
ネットワーク管理者の重要な仕事の1つがネットワークの構築だ。テレワークやWeb会議の機会が増えている現状では、ネットワークの再構築を検討している組織は多いだろう。経験の浅い管理者の中には「ネットワーク構築はハードルが高い。自分にはとてもできない」と思っている人は少なくないはずだ。だが勘所さえ押さえれば難しくない。押さえるべきはネットワーク機器、拠点間接続、無線LAN─の3つ。まずはこれらを理解しよう。
Part1 ネットワーク機器
ネットワーク構築の基本はルーターやUTM、スイッチといったネットワーク機器を適切に配置し、LANケーブルで接続することである。正しい構築方法を理解するにはネットワーク機器の配置場所と役割を押さえておくことが重要だ。
Part2 拠点間接続
Part2では拠点間接続を解説する。拠点間接続とは、本社や支社といった拠点のネットワークをつなぐこと。拠点同士をつなぐネットワークはWANなどと呼ばれる。
Part3 無線LAN
社内ネットワークに無線LANを採用する組織が増えている。物理的なLANケーブルが不要になるので利便性が高いのが特徴だ。しかし無線LANの構築には有線LANとは異なる難しさがある。Part3では一般的な無線LANの構成例を基にネットワーク構築のポイントを説明する。